「ハリー・ポッター」シリーズでは、優しい保健室の先生、マダム・ポンフリー役を演じていた女優ジェンマ・ジョーンズ。
特に第2作品で活躍していましたね。
マギー・スミス演じるマクゴガナル先生を気遣う様子なども印象的でした。
では、ジェンマ・ジョーンズとはどのような俳優なのでしょうか。
そして、他にどのようなドラマや映画に出演しているのでしょうか。
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概要
- 1 ジェンマ・ジョーンズってどんな人?
- 2 ジェンマ・ジョーンズの主な出演作
- 2.1 映画
- 2.2 ・「肉体の悪魔」(1971年)
- 2.3 ・「いつか晴れた日に」(1995年)
- 2.4 ・「ジェーン・エア」(1997年)
- 2.5 ・「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001年)
- 2.6 ・「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002年)
- 2.7 ・「シャンハイ・ナイト」(2003年)
- 2.8 ・「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12か月」(2004年)
- 2.9 ・「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009年)
- 2.10 ・「ハリー・ポッターと死の秘宝PART 2」(2011年)
- 2.11 ・「ブリジット・ジョーンズの日記/ダメな私の最後のモテ期」(2016年)
- 2.12 ・「ベニスの商人」(1980年)
- 2.13 ・「モース主任警部」(1987年)
- 2.14 ・「バーナビー警部」(2002年)
- 2.15 ・「名探偵ポワロ」(2003年)
- 2.16 ・「バレエ・シューズ」(2007年)
- 2.17 ・「MI-5 英国機密諜報部」(2008年)
- 2.18 ・「魔術師マーリン」(2011年)
- 2.19 ・「ミステリー in パラダイス」(2013年)
- 2.20 ・「キャピタル 欲望の街」(2015年)
- 3 清楚なお母さん役から魔女役までマルチにこなすジェンマ・ジョーンズ
- 4 最後に
- 5 関連記事
ジェンマ・ジョーンズってどんな人?
ジェンマ・ジョーンズのプロフィール
ジェンマ・ジョーンズは、1942年生まれのロンドン出身。
※同じ「ハリー・ポッター」シリーズに出演しているアーガス・フィルチ役のデイビッド・ブラッドリーと同い年になります。
実は両親も俳優で、さらに弟も俳優という俳優一族です。
弟は芸名をニコラス・ジョーンズといいますが、英国ドラマ「刑事フォイル」や「炎の英雄シャープ」などに出演されています。
名門英国王立演劇学校(通称RADA)で演技を学び、同校の金賞を獲得しています。
RADAには演技派俳優が多数在校していることを考えると、その中でも跳びぬけた才能を持っていることが良くわかりますね。
さすが俳優の両親を持つだけのことはあります。
RADAを卒業後の1965年に舞台デビュー。
日本で言うとちょうど大学卒業くらいの年齢ですね。
これが本格的な女優人生のスタートであり、以後、様々な舞台・映画・ドラマに出演し、70歳を越えた今も衰えることなく精力的に活動されています。
私生活では、俳優兼監督のセバスチャン・グラハム・ジョーンズという方と結婚され、一男をもうけました。
この息子さんは、今は映画プロデューサーとして活躍されているそうです。
代表作は母親役?
「ブリジット・ジョーンズの日記」でのブリジットの母親役は、ジェンマ・ジョーンズにとって非常に有名な役の一つです。
実はジェンマが母親を演じた有名な作品はこれだけではありません。
これ以前に出演した映画でも母親役を演じており、「いつか晴れた日に」で3人の子を持つ母親を好演していました。
しかも、エマ・トンプソン演じるエレノア・ダッシュウッドとケイト・ウィンスレット演じるマリアン・ダッシュウッドの母親!
この映画では、娘たちの良き結婚を願う良い母親という役どころを、時代に設定に合わせて見事に演じていました。
それに対して、「ブリジット・ジョーンズの日記」でのはっちゃけぶり!
娘のことはあまり理解していないし、なんというか自分勝手。そして、浮気もしちゃう!
いやぁ、同じ人(俳優)には思えません。
やはり演技派なのでしょう。
同じ「母親」という役どころでも見事なまでに、全く違う母親像を作り上げています。
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ジェンマ・ジョーンズの主な出演作
映画
・「肉体の悪魔」(1971年)
・「いつか晴れた日に」(1995年)
・「ジェーン・エア」(1997年)
・「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001年)
・「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002年)
・「シャンハイ・ナイト」(2003年)
・「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12か月」(2004年)
・「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009年)
・「ハリー・ポッターと死の秘宝PART 2」(2011年)
・「ブリジット・ジョーンズの日記/ダメな私の最後のモテ期」(2016年)
「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズに出演する以前は、コスチューム・プレイが多かったようです。
ちなみに「ブリジット・ジョーンズの日記」では、「ハリー・ポッター」シリーズでホラス・スラグホーン役を演じていたジム・ブロードベントがジェンマ演じるパメラの夫役で出演しています。
こちらは「肉体の悪魔」出演時のジェンマです。
当時30歳くらいなのですが、とても可愛らしいですよね。
ドラマ
・「ベニスの商人」(1980年)
・「モース主任警部」(1987年)
・「バーナビー警部」(2002年)
・「名探偵ポワロ」(2003年)
・「バレエ・シューズ」(2007年)
・「MI-5 英国機密諜報部」(2008年)
・「魔術師マーリン」(2011年)
・「ミステリー in パラダイス」(2013年)
・「キャピタル 欲望の街」(2015年)
映画に劣らず、ドラマでも活躍していることが分かります。
「バレエ・シューズ」では、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンと共演しています。
清楚なお母さん役から魔女役までマルチにこなすジェンマ・ジョーンズ
ジェンマは、印象に残る顔立ちをしていながら、映画やドラマの中では意外と気付きにくい俳優さんです。
それはもちろん、演技力が乏しいからではありません。
むしろ役になり切りすぎて、映画やドラマの中の、(そこに登場することが)至極当然のキャラになりおおせているからなのです。
役柄は
優しい母親・おちゃめな母親・立派な女王・狂気に満ちた魔女・余命僅かな老女など様々ですが、どれを演じさせてもピカイチ!
どの演技も、どのキャラもしっかりと演じ分けられています。
さすがにRADAで金賞を獲得するだけの才覚の持ち主なのですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ジェンマの出演作の中に、「この映画は見たけど、どこに出ていたのだろう?」というものもあったかもしれません。
メインどころの役でないこともありますが、それを差し引いても意外と気付かないのです。
それだけ演技の幅が広く、作品によって雰囲気を変えられている、自然体でシーンに溶け込めているということだと思います。まさに演技力のなせる業でしょう。
もし、一度見た作品でジェンマの存在に気付いていなかったのであれば、是非もう一度その映画、もしくはドラマを見直してみてくださいね!