伊藤歩さんに関しては、
演技自体はもちろんのこと、その役柄だけでも
プロとしての意識の高さを感じさせられます。

《芸名》伊藤歩(いとうあゆみ)
《生年月日》1980年4月14日
《出身》東京都練馬区
《身長》166cm
《血液型》A型
《事務所》ユマニテ⇒アノレ(2007年)⇒Seventh avenue(2013年)

ここではこの方を語る上で欠かせないと思われる
映画『ふくろう』の話題を中心に女優・伊藤歩を特集していきます。

 

主な略歴と出演

  • 1993年(12、13歳) 映画『水の旅人-侍KIDS-』で子役デビュー
  • 1996年9月(16歳) テレビドラマ『三毛猫ホームズの推理』で連続ドラマデビュー
  • 2005年11月(25歳) 映画『カーテンコール』で初主演

伊藤歩maikusa

伊藤歩さんの場合は家族が女優になることを
望んでいたため、幼い頃に
オーディションを受けさせられて、
6歳から雑誌モデルに起用され、
自然にそういう道を歩み始めたそうです。

猛反対して勘当する親もいるし、
ホントにいろいろですが
自分の意志が尊重されずに
親に左右されてしまうとしたら嫌ですね(笑)

これまでに映画・ドラマだけでも
50作以上の出演がありますが、
それ以上にCMの出演が
非常に多いのが印象的ですね。

こちらは彼女の代表的なCMである「マウントレーニア」シリーズです。

 

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大胆な姿を披露したふくろうとは

伊藤歩さんの出演した代表映画の一つ、『ふくろう』

2004年2月に公開された、新藤兼人監督による映画です。

 

 

主演は大竹しのぶさん。

大竹しのぶcuteda

大竹さんは母ユミエ役、伊藤さんはその娘であるエミコ役です。

大竹しのぶhukur1

この映画、そんなにメジャーじゃないですが
あらすじを見るだけでも面白そうと感じると思います。

 

いろいろ事情があってこの親子は生きて行くために
手段を選んでいられない状況になっていました。

伊藤歩hukuro4

伊藤歩hukuro2

そこで二人はその体でもって金稼ぎをしてやろうと考えたのです。

男を次々と騙してあんなことやこんなことをして
油断させ、隙を付いて息の根を止めてしまい、持ち金を奪うという。

伊藤歩hukuro6

伊藤歩hukuro3

まぁ、簡単に言えば強盗○人ですねw

 

でもあの世へと強制送還された殿方たちは
最後に良い思いができたから
それはそれで良しなんじゃないか・・・と
自分たちのしてることを正当化してる若干残念な親子です。

伊藤歩hukur1

 

この映画で、伊藤さんは素っ裸になっています。

体を洗うシーンなのですが、
それはもちろん非常にハレンチであるため
ここでは直接載せることはできません。

伊藤歩hukuro5

ただ映画自体がすごく面白いと思うので、
一作丸ごと見られてもいいんじゃないかな、と思います。

 

また伊藤歩さん、映画『リリイ・シュシュのすべて』
では髪を剃り上げるシーンで実際に頭を丸めています。

伊藤歩borzey

文字通り体を張った演技でもなんでもござれで、本当にプロ意識の高さを感じますね。

 

[体を張る女性と言えばこの人]

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ティファの声優は不評?

伊藤歩さんはテレビゲーム
『ファイナルファンタジーVII』映画版
のティファ・ロックハート役として、
声優を経験しています。

FF7ティファteii

このようにすごい美人なキャラで大変な人気があります。

 

ただし、少し不満もあったようです。

というのも、このキャラは普段優しさを持つ反面、
バトルとなると急に男勝りの迫力を出すため、
そこにかなりのギャップがあります。

それを伊藤さんは表現し切れていなかった、とのこと。

女性なのに体術によって
己の肉体で勝負するタイプなので、
やはり力強さを兼ね備えてないと
リアリティーが出ません。

実際に優しい感じのところは非常に良かったが、
バトルシーンの迫力が掛けるという意見が多数あったようです。

 

やはり監修側も伊藤歩という
全国区の女優を起用してしまったからか、
演技指導がしっかりしてなくて、
何故これでOKになってしまったのか
と疑問に思われてるところもあるとか。

つまり、言いたくても口出しが
なかなか出来ないということです(笑)

この辺はそのキャラそのものの
イメージをちゃんと役者が
理解していないといけないでしょうから、
そういう意味では伊藤さんも
少し理解が欠けていたのか、それとも
声優初挑戦ということでなかなか
自分が思うような声が出せなかったのか、ですね。

ただいずれにせよ、多くのファンが描く
世界観が崩れてしまうようではやはり
声優としては合格点とは言えないと思います。

もちろんいくら声優であっても
声は演技と同じで個性ですし、最大の責任は
合わない声優を起用した人物にありますから
伊藤さんが責められるのは違うと思いますけどね。