イチローの所属しているマイアミ・マーリンズには、モンスターが存在します。
その名はジャンカルロ・スタントン。
現在のメジャーを代表する長距離砲です。
巷では、ホームランを量産してバリーボンズ以来の60号到達者が誕生しそうだと話題になっていますが、同時に彼はその筋肉でも話題になっています。
ここでは、ジャンカルロ・スタントンのその彫刻のようだと言われる筋肉の話題にフォーカスして、それ以外に簡単なプロフや、パワーの源等も取り上げていきます。
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ジャンカルロ・スタントンの簡易プロフ
ジャンカルロ・スタントン選手はアイルランド系アメリカ人の父親とアフリカ系アメリカ人とプエルトリコ人の混血の母親から生を受けました。
本名はジャンカルロ・クルーズ=マイケル・スタントンで、登録名はその略称となっています。
少年時代からスポーツ万能であり、なんと高校時代はアメフト・バスケ・野球の3種のスポーツを掛け持ち、しかもそれぞれにおいてプロからも注目されるような非常に優秀な納めていたそうです。
やはり運動神経が良い人は何をやってもできますからね。
しかし、スタントンがそれらの競技で類まれな成果を上げることができた最大の理由は、その肉体にあるのは間違いないと思われます。
現在の身長・体重はそれぞれ
身長・198cm
体重・111kg
これはガタイが超重要になってくるアメフトやバスケのような競技においてでも、プロの中に入っても平均~平均以上とされるほどの立派な体格です。
そして確実に、この肉体は野球という競技において遠くへ飛ばす、あるいは強い打球を打つことに非常に大きく貢献していることでしょう。
スタントンはすでに通算250号に到達していますが、28歳にして250本以上のホームランを打ったバッターというのはほとんどおらず、1913年以降では史上6番目の速さとなっています。
パワーの源
もちろん、筋肉だけではホームランは打てません。
ですが、筋肉量と飛距離(打球の強さ)が相関関係にあるのは事実で、そのパワーの大きな源となるのは筋肉と体重になります。
また、ただの太っている人(脂肪の多い人)でも、ボールがバットに当たった瞬間に体重を乗せる技術があれば、ボールにかなりのパワーを伝えることができます。
ただし一方で、筋肉と脂肪が多くなり過ぎても動きのキレ(瞬発性)がなくなるので、逆にヘッドスピードは落ちてしまいます。
ほどほどの筋肉とほどほどの脂肪こそが、バッティングにおいてもっとも大きなパワーを生み出すことができます。
また注意点としては、そのほどほどの量というのは筋肉の部位によっても違ってきますし、同じ身長であっても、筋肉の質や骨格などによって個人差が生じることです。
あと、バッティングの対応能力が落ちるということ、怪我のリスクが高まるということもありますので、その辺りも考えながら自分にとってベストの身体を作り上げるのが大切なのです。
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ちなみに単純なパワーのみで言えば、この人の方がヤバいと言われています。
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スタントンの筋肉画像と動画がヤバい
その点、スタントンの場合はどうでしょうか。
彼の場合、身長が2m近くもあるためにそれら(筋肉と脂肪)を内包できる量が普通とは桁外れになります。
現在ホームランを50本以上も打っていて、飛距離もメジャー屈指と言われているほどですからかなり彼にとってバッティングをする上で理想の身体が出来上がっていると言えるでしょう。
それがこの身体です。
こちらは、スタントンの筋トレ動画になります。
実のところ、野球選手の体というのは得てして少しポチャッとしてたり、全体のバランスが悪かったりしてあまり見た目が良くないことも多いです。
それは上で述べたような強いスイング、あるいは対応力のあるバッティングをする上でのベストバランスを考えた上でそうなるのですが、スタントンの場合は見た目も大変美しくて様になっていますね。
まさに彫刻という言葉がピッタリです。
ただ、逆に言えばこれがスタントンにとって、バッティングをする上でのベストバランスではない可能性もあります。
これだけ脂肪のない肉体を持つ野球選手はなかなかお目に掛からないですからね。
脂肪を付けたらもっと飛距離、及び成績を伸ばせるかも知れません。
しかしこれほどの美しい肉体ができてしまうと、なかなかそれを崩すのはしたくないでしょう。
まあ、実際はどのように考えているかわかりませんが(笑)