ドラクエ11ロトシリーズ

関係が深いことはもうすでに

明らかとされていますが、

実はそれだけではなく天空シリーズとも

深く関わっているのではないか、

という見方も多いです。

その辺り、実際のところどうなのか

について考察してみたいと思います。

 

ロトと天空の繋がりを描く?

もともとロトシリーズと天空シリーズは

全くの別物で、繋がりはない

と一般的には考えられていました。

実際、接点と見られる部分は

基本的にありませんし

製作者側も恐らく切り離して

考えていたところはあると思うのですが、

だからと言って

後から関連付けることができないか

と言えば、そんなことはありません。

話が別々、ということは

時代さえ分ければ

辻褄を合わせることはできますからね。

 

そうなると、

ロトと天空を結び付けるストーリー

を描くことも十分に可能でしょう。

 

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製作者側の意思はどうなのか

しかしながら、製作者側は

それを描く気があるのでしょうか。

はっきり言って、過去のドラクエを

リアルタイムでプレーしてきたような

古いドラクエユーザーにとっては

ちょっと信じられないような気持ちもあると思います。

 

それはまず一つに、

ロトシリーズは30年近く前に完結して

それっきり、天空シリーズも

20年近く前に完結してそれっきりで、

ドラクエは過去を振り返らないゲーム

というイメージが強いからです。

ある意味で

「すでに終了した名作」

のようなものです。

漫画でもドラマや映画でも、

一度完結したものが

何十年も経って新たなストーリーで

復活するなんてほとんどありませんよね。

(ドラゴンボールはかなり例外的です)

 

しかしながら、今回ロトシリーズの

完全新編が展開される、となったわけで、

これはすでにその暗黙の認識に反しています。

 

であるならば、その延長線上として

ロトシリーズと天空シリーズを結び付ける、

というシナリオの実現が考えられるのは、

決して現実味のない話ではないでしょう。

 

シリーズが結ばれそうな理由

そもそも、なぜ今回

二つのシリーズが繋がるのではないか

という疑惑が浮上したかと言うと、

ドラクエ11のオープニングの中に

天空シリーズの象徴である

マスタードラゴンとみられる

光のビジョンが出現するからです。

dorakuemasterdoragonbijon

 

※マスタードラゴン

masterdragondorakue

 

しかもそのマスタードラゴンは、

1の竜王に似たビジョンから姿を変えています。

dorakueryuoubijon

 

※竜王

ryuuoudorakue1

こちらは翼の大きさがかなり違いますが、

絵によっても変わりますし

雰囲気的にはかなり近いと思います。

 

竜王の一族の登場は1~3までのみで、

4からは出番がありません。

逆にマスタードラゴンの方は

登場が4~6までのみで、

1~3の出番はないのです。

 

ですから、もしこれが本当に竜王から

マスタードラゴンの変化を示すとしたら、

竜王が何らかの理由で変貌を遂げたのが

マスタードラゴンであり、

同時にドラクエ11の物語が

ロトシリーズと天空シリーズを繋げる

架け橋的な内容を含むことが予想されるのです。

 

その場合、時間軸的に並べると

3→1→2→6→4→5

という流れがあると推測されますよね。

ただし、ビジョンが最終的に

竜王のロゴと同化していることを考えると、

その逆に

マスタードラゴン→竜王

という変化の可能性もあり、その場合は

6→4→5→3→1→2

となると思います。

 

いずれにしても途中どちらとも

取れるような雰囲気がありますし、

マスタードラゴンと竜王は

表裏一体な存在であるのは

濃厚なのではないでしょうか。

参考:ドラクエ11オフィシャルサイト

 

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11の物語とどのように絡んでくるか

これだけの根拠が揃うと、

ドラクエ11がロトシリーズと天空シリーズ

を繋げる物語になる可能性は

十分あるのではないかと思います。

ただ、それにどのように絡んでくるかは

まだはっきりとはわかりません。

何故ならサブタイトルの

「過ぎ去りし時を求めて」

は大きく二つの意味に分かれるからです。

単純に過去の出来事(作品・シリーズ)を回想する

あるいは振り返ることを意味している

のか。

それとも

実際に過去や世界に行き来することを意味している

のか。

 

前者であれば、

2の後の世界で6と繋がる時代

あるいは

5の後の世界で3と繋がる時代

の物語になるのではないでしょうか。

 

対して後者であるならば、

11の舞台は時間軸的に

いつでも良いわけですから

7や8、あるいは9や10と繋げることも

やろうと思えば簡単にできてしまえるでしょう。

11の舞台をこれまでのドラクエの歴史で

最新の世界とすることで可能になります。

まさに過ぎ去りし時を求める内容にもなりますね。

 

個人的な予想としては、

公開された11のマップが

かなり小さく感じられましたし、

こちらの方がインパクトがあるので

可能性は高いのではないかと思います。

 

※公開された11のマップ(ロトゼタシア)

dorakue11tizu

そもそもこれで全ての世界だったら

間違いなくこんな早い段階で出さないでしょうし。

 

まあいくら11がドラクエの集大成的な

コンセプトで製作されているとはいえ

全てのシリーズに繋げてくるのは

流石に考え辛いですが、7や8まであれば

十分あり得るのではないかと思います。

ここまで来ると賛否両論分かれそうですけどね(笑)

 

NHK特番で明らかに?

この辺りについては、

果たして12月29日10時放送予定

のNHK特番で明らかになるのでしょうか。

 

個人的にはかなり期待していますが、

その理由はこの番組のタイトルにあります。

「ドラゴンクエスト30th ~そして新たな伝説へ~」

11のコンセプトの大部分を

公開してきそうな雰囲気が漂っているのではないかと思います。

開発現場への独占密着取材も実施されるとのことで、

NHKが一つのゲームタイトルをここまで

集中的に扱うのか、と思うほど

かなり気合の入った内容となっていますね。

もちろん、ドラクエの生みの親である

レジェンド・堀井雄二さんも出演します。

 

将来的にどういう方向に

ドラクエが進んでいくか、

についても言及されそうな感じで、

これは必然的に注目せざるを得ないでしょう。

 

その内容については後日改めて追記致します。

 

《内容について追記》

結局、この番組内ではドラクエの誕生と

製作の裏話がメインで、ドラクエ11や

今後の方針等についての情報は

ほとんどありませんでした。

 

期待していたのですが、残念です。

唯一わかったのは、

聖地ラムダという場所が

出て来るらしいことくらいです。

聖地は他のシリーズにも大概ありますからね(笑)

 

それでも、製作に携わる方々が

どんな気持ちで作っているかとか、

どのようなやり取りがされているかとか

堀井雄二さんがポケモンGOに嵌ってるとか

鳥山明さんがけっこうしんどそうとか

すぎやまこういちさんがすでにかなりおじいちゃんだとか

(これは知っていましたが)

色々知れたので面白かったですけどね(笑)