ドラクエ11に登場するボス、クラーゴンがなかなか強いということで話題になっていますね。

しかしながら、そのクラーゴンも事前準備をきちんとして正しい戦い方ができれば、それほど怖い敵ではありません。

というわけでここではクラーゴンについて、主人公のレベルが20以下であっても普通に攻略できる戦い方を紹介したいと思います。

ただし、戦闘において3ds版とps4版ではかなり違いがあり、ここでは主に3ds版の戦い方の紹介になるのでそこはご注意ください。

 

戦いの基本

7人の入れ替えを上手に使うこと

クラーゴン戦では、初めて仲間が7人そろった状態で戦うことになります。

特に戦闘中にいつでもターンを使用せずに仲間キャラの入れ替えが可能な3ds版だとこれはかなりキモで、この7人を上手に使いこなして戦えるか否かで全然違ってきます。

 

上薬草の持参

まずこの辺りのボスを攻略する際の基本ですが、回復の乏しいキャラには上薬草を持たせておくことです。

カミュ、ベロニカ、シルビア、マルティナ辺りには最低5個は持たせておいた方が良いです。

まだベホイミを覚えていないなら主人公もですね。

 

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使用するべきスキルや呪文

スキルリセットは終盤までできないので、この時点で妙なスキル振りをしていると色々と苦労することにはなります。

ここで紹介するのは主人公が両手剣、カミュが短剣という前提ですが、それ以外は何でも通じる話をしていきます。

 

主人公

主人公は基本的に両手剣がお勧めです。

その理由は、もっとも火力が出せるからです。

片手剣だと防御は良いのですが、火力が小さくなります。

ですがその火力不足を防御で補い切れているかと言えば、序盤は特に火力不足の方がデメリットとなりがちです。

ただしアタッカーというよりはどちらかと言えば壁役として役に立つことになるので、一概には言えませんが。

 

両手剣のお勧め技は全力斬りで、大剣自体が強力なので相手にけっこうなダメージが期待できます。

バイシオンとルカニが入っていると尚良いです。

ただし、それでもアタッカーとしての優先度はカミュの方が上です。

 

カミュ(短剣)

物語の中盤までは、カミュは攻撃面で欠かせない存在として活躍してくれます。

その理由は、短剣スキルのヴァイパーファングとタナトスハント、連携技の火炎陣にあります。

 

ヴァイパーファングとタナトスハント

ヴァイパーファングは相手を高い確率で毒状態にする技で、ボスにも普通に入ります。

タナトスハントはその毒状態になった相手に6倍のダメージを与える技ですから、その破壊力は絶大です。

ただし一つ欠点があって、それは当たると毒状態が解除されてしまうことです。

毒のダメージは40~50と非常に大きいので、それをすぐに解除してしまうのは勿体ないのです。

なら他の攻撃をすれば良いのかと言えば、他の攻撃だとカミュの場合は大した威力がないので効果的ではありません。

であれば、

できればタナトスハントを使う前にシルビアのバイシオンを掛けておくと良いです。

ですが、シルビアは絶対にやられてはいけないので、それはあまり無理しなくても良いところでしょう。

 

連携技・火炎陣

火炎陣は主人公との連携技ですが、主人公はゾーンに入っていなくても使えるので、かなり有効な技になります。

火炎陣が入れば、ターンの初めに100近いダメージが全体に入ります。

それは数ターン(4~6くらい)続きます。

ですから、毒と合わせたら毎ターン150のダメージが勝手に入るのです。

なかなかのヤバさを感じるのではないでしょうか。

こうなれば極端な話、全員防御していても勝手に倒れてくれたりもします。

 

ちなみに主人公やセーニャもゾーンに入っていたらシャドウアタックビーストモードも使えますが、それでも個人的にはクラーゴン相手なら火炎陣で良いのではないかと思います。

 

ベロニカ

ベロニカの場合はまずはルカニが優先です。

ルカニは大概のボスに高確率で入るので、これで先に防御力を落としておくことでダメージがかなり違ってきます。

ですから、早い段階で隙を見て入れておいた方が良いです。

特にカミュのタナトスハントを使う際には必ず入れておきたいですね。

その後マヌーサを本体に掛けると、けっこう楽になると思います。

またメラニでも70くらいは当たるので、攻撃的に行くならマヌーサではなくメラニ優先で使っても良いでしょう。

 

シルビア

シルビアの場合は何と言ってもハッスルダンスになります。

これは味方全員のHPを100~回復させるという、序盤から中盤まで非常に重宝するスキルです。

3ds版では前線で戦っている4人だけでなく、残りの3人も回復できます。

ですから、シルビアはなるべく先に出さないようにしておいて、仲間が傷付いたら前線に出して踊るという戦い方も可能です。

引っ込めたメンバーを回復させるという意識なら、別に前線のメンバーがそれほどダメージを受けてなくても使っても無駄にはなりませんから、HPが半分以下くらいになったら後ろに引っ込めるのは基本と考えてください。無理をしてはいけません。

ただし消費MPは12と割と多いので乱発はできませんから、状況をしっかり把握しながら使用する必要はありますけどね。

HPがほぼ残っている状態であったり戦闘開始当初であれば、アタッカーのカミュ、主人公、もしくはマルティナに対して攻撃力を高める呪文のバイシオンを使います。

 

ちなみにハッスルダンスはメダパニダンスを取るだけで辿り着けるので、余計なスキル振りをしていなければすぐに覚えられます。

 

セーニャ

セーニャは完全に回復役あるいは補助役として使います。

レベル23でスクルトを覚えますが、スクルトがあるとかなり便利です。

ないとスカラになりますが、一人ずつだとあまり効率が良くないのでむしろ使わない方が良いかも知れません。

あとはスピードアップのピオリムかピオラ、あるいはマヌーサが有効ですが、HPが減っていたらベホイミを優先するようにしましょう。

 

ロウ

ロウについては完全に回復役で、ベホイム癒しの雨、あるいは復活の杖等、非常に有難い呪文やスキルを持っています。

ベホイムはこの時期であればほぼベホマと同じ効果と言っても過言ではないので、かなり助かります。

癒しの雨は一度使用することで全員のHPを毎ターン25~回復するという、これもかなり欠かせない技になります。早い段階で使用することが望まれますね。

復活の杖はこの段階ではまだ難しいかも知れませんが、可能であれば最優先して取っておきたいスキルになります。ザオラルは50%なので戦闘中に使うにはあまり当てにできません。100%復活できるというのは本当に重宝します。

 

マルティナ

マルティナはもともと攻撃力が高いので、アタッカーとして最前線に立って頑張ってもらいます。

この時点で最高の攻撃スキルはヒップアタックだと思うので、見た目は弱そうですがどんどん使用していきましょう。

 

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基本配置

カミュは重要人物であるため、ベロニカはHPが低いために後ろに置きます。

マルティナはHPが高いので一番前に置きます。

主人公やシルビアはHPが高くて比較的丈夫なので前で良いのですが、いきなり戦闘不能にならないまでも瀕死になってしまう可能性があります。

瀕死になるとハッスルダンスを使っても、使う前にやられてしまう可能性があるので、シルビアを前に置くならピオラを掛けておきたいところです。

 

後はHPの減りであったり、状況を見ながらになってきますね。

HPが減ったら必ず控えと交代するか、後ろに下げるかしましょう。

面倒でも、一ターン毎に変えていくことが重要です。

 

大砲を借りる&活用する

実のところ、これを有効活用できれば大概大丈夫です。

村の端の崖にいるおばあさんから大砲を借りることができますが、この大砲を使うと、クラーゴンが怯んでピヨった状態で戦闘を開始できるのです。

 

しかしながらここで一つ注意しなければならないことがあります。

それは、下手に攻撃するとピヨりが解除されてしまうことです。

これがなかなか落とし穴で、折角大砲を借りてピヨらせてもそれを1ターンで解除してしまう、という結果になったら大して意味がなくなってしまいます。

ですからまずは補助系呪文をしっかり掛ける等して、下手に叩かないようにすることが大切なのです。

具体的には

セーニャはスクルトorスカラ、ベロニカはルカニ、ロウは癒しの雨、シルビアはバイシオン

ですね。

まず最初は、足からやっつけていきます。

本当は足は復活してしまうので本体に集中攻撃するべきなのですが、どっちしろ攻撃するまでは大方ピヨりは解除されないので、最初はまず足を落としておいてから本体に攻撃を開始する流れの方が後が楽になるのです。

アタッカーである主人公、マルティナ、カミュの三人で集中攻撃していけば、足はすぐに落ちます。

その間に本体にルカニとマヌーサを掛け、スクルトorスカラで防御を固め、ピオリムで先制体勢を確保し、癒しの雨で自動回復、三人にバイシオンを掛け終わって万全の状態にします。

ただし、早過ぎると両足を倒す頃には補助の効果が切れてしまうので、マヌーサや本体へのルカニ、スクルト、ピオリム、癒しの雨等は片足を倒してからくらいでOKです。

準備が整ったら、本体に対して一気に集中攻撃をします。

両足がない状態であれば多少HPが減っていても無理ができるので、アタッカーを前線に出して一気に畳み掛けます。

 

最初に大きなダメージを与えておいて、後はそれなりに状況に応じて戦えば、それほど苦労なく倒せるはずです。

ちなみにカミュがゾーンに入ったら火炎陣を優先した方が良いです。

全体ダメージなので、足を狙わなくても勝手に落ちてくれますからね。

 

補足

上記スキルを持っていない場合

もちろん、主人公にしてもカミュにしても、別の方向にスキルパネルを開いている場合もあるでしょう。

シルビアもハッスルダンスではない方向に伸ばし過ぎていることもあるかも知れません。

とりあえず、ハッスルダンスだけは今からでも最優先で取りに行くことをお勧めします。

主人公とカミュに関しては他の武器でも何とかなりますが、火力不足になりがちなのでボス戦ではあまり活躍ができない可能性が高いです。

最悪レベルを上げれば解決しますから、特に問題ではないのですが。

その場合、3ds版であれば2dモードに切り替えておいた方が圧倒的に早いですよ。

 

装備について

ここでは装備は省きましたが、装備も整えた方が良いことには違いありません。

ただ、そこまで神経質にならなくてもほどほどで良いですよ。

攻撃力、防御力が10変わっても大して違わないですからね。

店でその時点で手に入る最高の武器を装備することで15~20くらいアップするのであれば別ですが、そうでなければそのままでも問題ないと思います。

それ以上に戦い方の方がずっと重要です。

まず大砲を有効活用に関しては、もっとも重要事項と言っても過言ではないので必ず抑えるようにしてください。