iPhoneが故障したり、落として画面を割ってしまった。
そんなとき役に立つのが、iphoneを購入した際に付いている無料保証です。

期間中であれば、その故障の内容によっては損害補償の対象となります。

さらに有料の保険(Apple care + for iphone)にすれば、その対象の域と補償具合が違ってきます。

というわけで、ここでは便利なAppleのiPhoneの無料保証と有料の保険Apple care + for iphone)の違いについてをご紹介します。

 

Apple Care+ for iPhoneとは

Apple Care+ for iPhoneとはAppleがiPhoneの保険として提供しているサービスです。

iPhoneの新規契約時や新規購入時または機種変更をしたときに加入することができます。

または購入日、契約日30日以内であればAppleのサイトから直接申し込みができるようになっています。

ただし逆に言えばそれ以降では加入することができないので、注意が必要です。

 

各携帯キャリアで契約時、機種変更時に申し込むときはApple Care+ for iPhoneの保険料は分割での支払いができますがAppleのサイトから直接申し込みの場合には一括での支払いが必要です。

 

Sponsored Link

 

Apple Careの保証とは

まず初めに、無料有料の保証に関わらず補償の対象となる例を挙げてみましょう。

有償補償例(故意と判断された場合)

・落として画面が割れた
・防水性能がないiPhoneを水の中に落として動かなくなった
(水没マークを確認されます)

無償補償例

・通常の使い方で電池の減りが異常に早くなった
・iPhone本体のバグで動かない
・電波が急に入らなくなった

これらの故障に対して、保証期間が無料保証の場合は1年なのですが、Apple Care+ for iPhoneでは2年に延長されます。

 

ちなみに故意の故障もそうでない故障も、Apple側でiPhone本体の診断をしたのちに有償か無償か判断されるので一概には言えませんが、実際のAppleの対応としてはほとんど故障例の通りでやってくれます。

有償修理費の違い

現在のiPhone7に関しては以下の金額になっています。

・画面割れ、画面損傷 ¥3,672
・その他の有償修理 ¥12,744

もしApple Care+ for iPhoneに加入せずに
同じ有償修理が発生した場合の金額はこちらです。

・画面割れ、画面損傷 ¥13,824
・その他の有償修理 ¥34,560

もしiPhone7を落として画面が割れ
ボタンが機能しなくなった場合には

Apple Care+ for iPhoneに加入してるケース:¥16,416
Apple Care+ for iPhoneに未加入のケース :¥48,384

と、未加入の方が¥31,968も高くなってしまいます。

相当な違いがありますよね。

 

ただし、有償の修理に関しては2年間で2回までになっています。

3回目の有償修理からは実費になるので注意が必要です。

 

 

Apple Care+ for iPhoneの保険費用

Apple Care+ for iPhoneの保険費用はiPhoneの種類によって若干の違いがあります。

iPhoneの保険料と故障した場合の有償修理金額をご紹介します。

 

一括払いor毎月の保険料

一括払い ¥15,984
・Docomo 24回払い ¥666
・au 初回 ¥1,080 2回目以降24回払い ¥648
・SoftBank 24回払い ¥666

携帯購入時に加入しても、Appleのサイトで直接申し込んでも、Apple Care+ for iPhoneの総額は同じです。

 

Sponsored Link

 

Apple Care+ for iPhoneの保険を利用するには

では、実際にiPhoneが故障してしまった場合はどうしたいいんでしょうか?

各携帯会社で購入したiPhoneであっても

「修理はAppleさんへ連絡してください」

と言われることが多いです。

そんなときどうしたらいいのかご紹介します。

 

Apple Storeで修理する

住んでいる近くにApple Storeがあれば、直接持って行くことで修理に対応してくれます。

修理受付のカウンターに並んで順番が来たら故障内容や症状を説明すれば、担当スタッフがiPhoneの診断後有償か無償の判断と有償の場合の金額を教えてくれます。

その場でiPhoneを交換してくれますが、交換用の端末在庫がない場合はその日のうちに交換できないことがあります。

更に修理に出す際には元々のiPhoneの中のデータをその場で全て消去してしまうので、必ずデータのバックアップを事前にとっておく必要があります。

 

正規サービスプロバイダで修理する

正規サービスプロバイダとはAppleが認めた修理を行える代理店のことで「カメラのキタムラ」や「ビックカメラ」など取り扱っている店舗は地域によってバラバラなので、下記のAppleのホームページから一番近い正規サービスプロバイダを探してください。

Apple正規サービスプロバイダ リンク
https://locate.apple.com/jp/ja/

修理の流れはApple Storeと同じで専門スタッフの診断後、有償か無償の修理、または有償の場合の金額を教えてくれます。

正規サービスプロバイダでもその場でiPhoneのデータ消去を行うので、必ずバックアップを事前にとっておく必要があります。

 

配送修理

配送修理とは電話でAppleのサポートに連絡し、郵送で交換のiPhoneを送ってもらうことができるサービスです。

その場でiPhoneの有償か無償かの診断ができないために、クレジットカードの支払いのみとなっています。

配送サービスでの修理
    1. Appleサポートに連絡 0120-993-993
    2. iPhoneの症状や状態を説明
    3. メールがiPhoneに送られてくるのでこのメールから
      クレジットカード登録を行う
    4. クレジットカードの登録が確認されたらiPhoneを発送
    5. クロネコヤマトが交換のiPhoneを配達
    6. 故障のiPhoneをクロネコヤマトに渡す

(この場合iPhoneの中のSIMカードを抜く
iPhoneの初期化を行なっておくことが必要です。)

  1. Appleに故障のiPhoneが届いてから診断
  2. 無償の場合は終了し、有償の場合はクレジット決済がかかる

配送サービスはApple Storeや正規サービスプロバイダに行く時間がない方や距離が離れている方には便利なサービスです。

 

最後に

Apple Care+ for iPhoneの保険に加入すると一万円以上の追加コストにはなりますが、これまで何度も携帯を破損させたり故障させた経験がある方は、加入しておいた方が良いかも知れません。

ただ加入したらしたで安心して扱いが雑になってしまうようではあまり意味がないので、あくまで保険は保険と考え、もし何もなければそれに越したことはない、という意識が根底にあることが重要だと思いますけどね。