iPhone6から画面のサイズが4インチから4.7インチに大きくなり、iPhone本体の厚さも薄くなりました。ですが、4インチを求める声がなくなることは決してありません。

賛否両論があるものの、4インチのiPhone SEが今も多くの人に必要とされるのはなぜなのか。

というわけで、今回は前半でiPhone SEの4インチと4.7インチの比較、後半でiPhone SEとiphone7の性能等の違いを比較し、取り上げていきたいと思います。

 

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iPhoneは4インチ派と4.7インチ派に分かれる!?

iPhoneが4インチから4.7インチに変更になった一番の理由は、Androidユーザーが機種をiPhoneに換えやすくするためだと言われています。iPhone5sまでは4インチだったものの、同時期のAndroidスマホは主流が5インチのスマホでした。

Androidスマホの方が画面が大きかったので、動画やインターネットを大きい画面で見たいというAndroidユーザーからはiPhoneの画面は小さすぎると思われていました。

だからこそ4.7インチと5.5インチのiPhoneにモデルチェンジをし、Androidスマホのユーザーを取り込もうとしました。

モデルチェンジをした甲斐あってか、日本ではiPhone6発売時に多くの人がAndroidスマホからiPhoneに変えていると思います。

AndroidからiPhoneに乗り換えた人は4.7インチのiPhoneの大きさは気にならないものの、ずっとiPhoneを使ってきた人からは4インチの方が使いやすかったという声が多かったんですね。

つまり元々大きな画面に慣れていたAndroidスマホユーザーは4.7インチ派が多く、元々小さな画面と持ちやすい大きさに慣れていたiPhoneユーザーは4インチ派が多かったんです。

 

ポケットに入りやすいiPhone SE 4インチ

4インチのiPhone SEが求められる理由は手の小さな女性でも片手で操作が簡単にできる大きさ。またはズボンのポケットに余裕を持って入りきることです。

4インチから4.7インチに大きくなったことでポケットに入れていてもつっかえたり入りきらないなどの声が多くありました。特に折りたたみ式のスマホケースをつけると4.7インチのiPhoneをポケットに入れるのは厳しいですよね。

4インチのiPhoneは折りたたみ式のケースをつけてもまだポケットにギリギリ入る大きさだったんです。ずっとiPhoneを使ってきた人からすると4インチの大きさのiPhone SEはとても便利なんですね。

 

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iPhone SEとiPhone7の性能の違いは?

iPhone SEはiPhone7と比べると全体的な性能は劣りますが、必要な機能はiPhone SEもしっかりと抑えています。

 

カメラの違い

・iPhone7は光学式手ブレ補正つきで新しい12MPのカメラ
・iPhone SEは12MPのカメラ

iPhone SEでも十分綺麗な写真は撮影できます。

 

軽さの違い

・iPhone7は138g
・iPhone SEは113g

27gの重さの差は単三電池1本分です。
より軽い方が手に持っているとき疲れにくいですね。

 

価格の違い

・iPhone7は 32GB ¥72,800(税別)〜
・iPhone SEは 16GB ¥44,800(税別)〜

¥28,000の差でiPhone SEの方が安いです。

iPhone本体にデータを保存できる容量が気になる方もいるかもしれませんが、iPhone SE 64GBでも¥49,800(税別)なので値段はかなりお得です。

 

チップの違い

・iPhone7はA10チップ
・iPhone SEはA9チップ

A10チップとはiPhone6の中にあるA8チップの2倍の速度の処理能力があるチップです。

iPhone SEに入っているのはA9チップなので処理速度に関して大きな違いはない仕様になっています。

 

防水機能

・iPhone7 防水・防塵機能あり
・iPhone SE 防水・防塵機能なし

iPhone7から追加になった防水・防塵機能はiPhone SEにはありませんが、4インチから4.7インチにサイズが変更になったとき、ポケットから落ちやすいという理由で水没による故障がありました。

4インチだとしっかりポケットに収まるのに4.7インチで大きいためポケットに収まりきらず落としてしまう危険性が増したためです。

 

最後に

iPhone7のように高機能ではないですが、iPhone SEも指紋認証やライブフォトなどの機能がついていますし、カラーも4色、グレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールドがあります。

片手での操作のし易さやポケットに余裕を持って入る大きさ等が気になる方は一度ショップなどで実際に手にとって体感してもらうのもいいと思います。