長年付き合ってきたニキビたちとやっとの思いでさよならしたのに…キレイなお肌で自信をもって楽しく過ごせると思っていたのに…という悩みをよく耳にします。ニキビから解放された多くの方を苦しめるその次にくる悩みが「ニキビ跡」。
頬やあごの赤みがひかず、外へ出るのが恥ずかしくてファンデーションを厚塗り。そのせいでもっとお肌が荒れてしまうこともあります。
また、ニキビがクレーターになってしまいファンデーションでは隠し切れずせっかくニキビが治ったのに怖くて外出ができなくなる人、などなどニキビが治った後も大きな悩みを抱える人は少なくありません。
しつこいニキビを治すことは簡単なことではありません!せっかく治したニキビですから、ニキビ跡も上手にケアして目指していたつるつるぴかぴか美肌を目指しましょう。
今回は、ニキビ跡の種類やでき方などの基礎知識、またニキビ跡ができる原因やケアの方法をたっぷりご紹介したいと思います。みなさんがニキビもニキビ跡もない、理想のお肌で自信をもって過ごせますように~
■ニキビ跡の基礎知識
みなさんご存じの通り、ニキビ跡の元になるのはニキビです。ニキビがあったところがニキビ跡になります。両者とも原因はアクネ菌ですが、みなさんニキビ跡よりもニキビの方が治りにくいと思っていませんか?
実はそれ、間違いなんです。もちろん例外はありますが、多くの場合、ニキビ跡の方が治療は難しく厄介です。
それはなぜか。
簡単に言えば、
より肌の奥まで菌が入り込んだ状態がニキビ跡だから。
ニキビ跡は、ニキビによるダメージがより広域に及んでいるような状態なのです。とても怖いですよね。
ちなみにニキビ跡と一言で言いますが、実は種類は分けられ、赤みとして表れるもの、色素沈着してしまっている状態、またクレーターと呼ばれ肌に深く凹凸が残る状態があります。
どれもニキビを治した後のケアが不十分で肌の血流が悪くなりターンオーバーが正常でなくなることが原因です。
Sponsored Link
■ニキビ跡を自宅でケア
厄介なニキビ跡ですが、自宅でのケアで改善できる場合もあります。赤みと色素沈着の状態がそれに当てはまります。クレーターに比べこの二つのニキビ跡はまだ軽度のものと言えます。
赤みの場合、ニキビ跡だけでなく乾燥肌で悩む人にも多く見られます。
赤みは原因の一つが乾燥からきていることを示しており、保湿力の高い化粧水や乳液をしっかりとお肌に入れ込むことで解決する場合も多く見られます。
また、ターンオーバーを正常に戻すために、まずは
生活習慣を見直し、睡眠時間の見直しやストレスとの上手な付き合い方を見つけること
また
食品や飲み物でビタミンCを摂取すること
が大切です。
また色素沈着についても同じことが言えます。
加えて、色素沈着に関しては紫外線によるメラニン色素が関係してくるので、日焼け止めをしっかり行うことも重要になってきます。
日焼けをした後のケアにも注意が必要で、保湿をしっかりすることが大切です。
乾燥はお肌の一番の敵です。油性肌の人も油断をせず、乾燥をすると油分がでるというお肌の性質もありますので、化粧水・乳液の基礎ケアは毎日欠かさずに行うようにしてください。
Sponsored Link
■クリニックで治療
さて、自宅でできるケアをご紹介しましたが、みなさんお気づきでしょうか?
クレーターに関しては自宅でのケアを書きませんでした。
つまり、クレーターに関しては自宅でのケアが難しいのです。
でも諦める必要はなくて、美容皮膚科やクリニックなどで治療を受けることが可能です。
薬やケミカルピーリングなど、お肌の状態に合わせての治療が望めます。
そもそも自分のお肌の状態を自分で判断するのは難しいことですので、まずは一度専門機関に相談してみてから自宅でのケアでいいのか、専門的な治療が必要なのかを判断するのが一番良いでしょう。
薬や化粧品によっては逆効果になりお肌が荒れてしまうこともありますから、まずは専門機関に相談するのが一番だと思いますね。
■ニキビは治る?!
私自身は中学の頃からずっとニキビに悩み、社会人になっても吹き出物との闘いの毎日でした。皮膚科に通いつめ、薬や食事でやっと治ったと思ったところで今度はニキビ跡に悩まされ続けました。
周りを見渡すと私以外のみんながキレイなお肌のような気がして、どうして私ばかりがと行き場のない怒りも感じていました。
しかし、実はニキビ跡に苦しめられている人はたくさんいて、薬や化粧品など様々なケア商品が開発され販売されていることに気づきました。
時間はかかるかもしれませんが、ニキビ跡もニキビと同じで治らないものではないと思えるようになり、実際に色々試し継続してケアをしていくことでニキビ跡はかなり目立たなくなりました。
今ではすっぴんで外へ出かけることもできるようになり、まだまだ自信があるとは言えませんが、昔ほど自分のお肌が嫌いではありません。
もちろん、乾燥肌や油性肌、キメの細かさも人によってそれぞれでひとつとして同じ肌はありません。ですからどのケアの方法も絶対治る!ということは言えません。
■まとめ
諦めずに色々と試してみて、自分に合うものを見つけること、そしてキレイなお肌をイメージして必ずそうなるんだという強い思いが大切です。最後にご紹介したように専門家を頼るのもひとつの手です。
また、無理なくストレスを感じないことも大切です。
ストレスを感じるとそれはニキビやニキビ跡に栄養分を与えることになりますからね。
気にすればするほど悪くなるので、悩んだら悩んだ分だけ損なのです。
ですから、むしろケアが楽しみになるように自分で工夫をしながら取り組んで欲しい。これが私の思いです。これを機に、ぜひ無理だと諦めていた理想の美肌目指して取り組んでみましょう!