iTuneとはWindowsやMacなどのパソコンで使えるAppleが無料で提供しているソフトウェアです。
Windowsパソコンの場合はAppleの公式サイトからダウンロードすることができます。
iTune無料ダウンロードページ
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
Macのパソコンの場合は最初からインストールされているので、ダウンロードの必要はありません。
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iTuneを使用することで、iPhone、iPad、iPodのバックアップ、CDから読み込んだ音楽データをiPhone、iPad、iPodに入れることができます。
またApple Storeから音楽や映画を購入してパソコン上で聴いたり、観たりすることもできます。
概要
iTuneでバックアップを取る際の注意点
まずリスクを避けるために、しておいた方が良いことがあります。
それはiTuneの設定画面で”iPod、iPhone、およびiPadを自動で同期しない”にチェックを入れることです。
この設定をしておかないとバックアップを取っているiPhoneと万が一違うiPhoneをつなげた場合に、バックアップを取っているiPhoneのデータがつなげたiPhoneに自動で同期され連絡先や写真が消えてしまいます。
もし消えてしまったらデータは元に戻せないので、必ずiTuneをダウンロードしたときや使い始める前にチェックすることをおすすめします。
バックアップ暗号化の注意点
バックアップを暗号化する場合、iPhoneをパソコンに繋いだiTuneの画面で”iPhoneのバックアップを暗号化”にチェックを入れます。
このチェックを入れると任意のパスワード(暗号)を作る必要があります。
英数字1文字からパスワード設定ができます。「0」「A」「a」などでも設定できます。
このチェックを入れてからバックアップを取ると、アプリ内のデータだけではなくてアプリのパスワードなども引き継いでくれます。
Twitter、Facebookなどのログインパスワードを仮に忘れてしまっていても、暗号化をしてバックアップをとっておけばデータを復元した際にログインした状態で復元されます。
ただし、このパスワードはデータを復元する際にも入力が必要です。
もしパスワードを忘れてしまった場合は復元データそのものが使えなくなってしまうので、必ず忘れないようにしてください。
尚、そのようなリスクがあることから今後のアプリの使用変更等でできなくなる可能性はあります。
バックアップしたいiPhoneが数台ある場合はユーザーを分ける
たとえば家族4台分のiPhoneをiTuneにバックアップを取りたい場合、バックアップをとる際には1台1台機種ごとにバックアップデータが分かれて保存されますが、iTuneのバグが起こった場合1台1台のバックアップデータが混ざってしまう可能性があります。
確実にデータを分けるにはパソコンのユーザーを一人一人分けてつくりiTuneでバックアップをとることをおすすめします。
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バックアップから復元する際の注意点
バックアップから復元する際には、バックパップしたときのiPhoneのバージョンと復元するiPhoneのバージョンが同じであること。
バックアップデータのバージョンがiOS9で復元するiPhoneのversionがiOS10のように違うと復元できない場合があります。
こういったことにならないためにもまめにiTuneでバックアップをとることをおすすめします。
豆知識:強制リセットしなければいけない場合
あまり注意点や危険性ばかりでは味気ないので、一つiTuneの意外な活用法を紹介しておきます。
iPhoneが完全に動かなくなってしまった場合やロック画面のパスコードを打ち間違え過ぎて「iTuneに接続してください」と表示が出た場合は、iTuneでしかiPhoneの初期化ができません。
パスコードを打ち間違えて過ぎて接続の表示が出たときはiPhoneのホームボタンを押しながらパソコンに接続しておいたケーブルに接続することで、強制リセットの画面がiTuneに表示されます。
強制リセットであってもApple IDのパスワードが必ず必要になります。
もしiPhoneが完全に動かなくなってしまってもiTuneがあれば初期化ができるので安心です。
最後に
iTuneはあったほうが便利です。
アプリのログインパスワードやデータが保存できたり、写真やメッセージ・連絡先も保存することができます。
大変便利なのですが一方で注意しなければならないこともあり、iTuneでバックアップを取る際には十分気を付けなければなりません。
もしパソコンを持っていない方はiTune以外のバックアップ方法もあるので、どうしてもなくてはならないものではありませんので安心してください。