これは実感したことがある人とない人に
分かれるかも知れませんが、
鼻水や鼻くそというのは、臭いが伴う場合があります。

そもそも鼻くそには様々な種類があるのですが、
それはある程度色によっても分けられるのです。

 

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鼻水、鼻くそが臭う場合の原因

★まず鼻水と鼻くその関係性と
その重要な働きについてはこちらの記事をご参照ください★

>>赤ちゃんに鼻水が多い理由って?そもそも鼻水とは何か

 

鼻水、鼻くそが臭う場合として
もっともあり得るのが、蓄膿症です。

別名を副鼻腔炎といいます。

これは漢字を見てわかるように、
つまり鼻の穴の中(鼻腔)で炎症を起こしている状態です。

炎症を起こせば膿が溜まります。

膿は悪臭の元となる物質ですから、
この状態が臭いの源となり、
そのまま嗅覚を直接刺激しているというわけです。

これは臭くて当然と言えるでしょう。

具体的に一体どこが炎症していて
何が起こっているのかについて、
こちらの動画はかなりわかり易いです。

正確には、鼻腔と副鼻腔を繋いでいる
トンネルのような部分が炎症することで
副鼻腔に溜まった膿等の有害物質が
排出できなくなることが原因とされていますね。

 

黄色の鼻水、鼻くそ

副鼻腔炎の場合、その臭いに加えてさらに
鼻水や鼻くその色は黄色で、粘着性が高いのが特徴です。

黄色い鼻くそのイラスト

ですから
「何か最近変な臭いがするな」
「鼻水も粘っこくて黄色いな」
と感じたら医者に診てもらった方が良いと思います。

副鼻腔炎はこじらせると慢性化してしまうようですからね。

また、風邪をひいた際にも同じように
黄色で粘着性の高い鼻水が発生します。

黄色の源は鼻腔内で溜まった膿なのですが、
風邪の場合はウイルスとの激闘の末に生じたその残骸なのです。

ですから、風邪のひき始めの鼻水は
さらさらで透明なのですが、ウイルスを倒せば倒すほど
だんだんとネバネバの黄色になってくるのです。

 

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緑色の鼻水、鼻くそ

鼻水、鼻くそが緑色になることがあります。

緑の鼻くそのイラスト

鼻水が緑色の場合というのは
基本的に膿の量が黄色の場合よりさらに増えた状態です。

つまり黄色の鼻水と同様に
風邪や蓄膿症の疑いがあって、
しかもかなり膿が溜まってしまっている状態を
意味することになります。

しかし黄色の場合が少なくとも
鼻腔が善戦しているのを表すのに対し、
緑色の場合は劣勢に立たされていることを表している可能性が高いです。

つまり、膿の処理が追い付いていない状態、ということですね。

この場合は放置で治そうとすると
高い確率でこじらせてしまうので、
今すぐにでも耳鼻科に診てもらった方が良いでしょう。

 

☆=====☆=====☆彡

いずれの場合であっても、
鼻水や鼻くそは基本的に有害物質を含んでいますから
できる限り外に排出するようにして下さい。

たまにおやつ替わりのように
食べてしまう人がいますが、
これは今すぐにでもやめるべきです。

また鼻をかまずに吸ってばかりいる人も決して良くありません。

ただしかみ過ぎても鼻腔の粘膜や耳を痛めますから
きちんとした噛み方を心掛けるようにしないといけませんが。

片鼻ずつかむ、というのは基本ですよ。

正しい鼻のかみ方について詳しくはこちらをご参照ください。

正しい鼻のかみ方サイト