元AKB48の人気メンバーの
篠田麻里子さんは現在は主に
女優・タレントとして活躍していらっしゃいますが、

一時期ファッションブランドの
デザイナー兼プロデューサーのお仕事もされていました。

結局、自身デザイン&プロデュースの
「ricori」というブランドを扱うお店が閉店して
ブランド自体もなくなってしまったのですが、
この裏には色々な疑念等が囁かれています。

今回はその辺りの事情について
焦点を当てていきたいと思います。

 

《芸名》篠田麻里子(しのだまりこ)
《生年月日》1986年3月11日
《出身》福岡県
《身長》167cm
《スリーサイズ》87-57-85cm
《血液型》A型
《事務所》サムディ

 

ricoriの立ち上げ

篠田麻里子さんが「ricori」
のデザイナー兼プロデューサー
を担当するようになったのは2012年12月2日

当時はまだAKBに所属していましたが、
篠田さんはもともとAKBメンバーの
「お洒落だと思う人ランキング」
でもお洒落に定評のある小嶋陽菜さんや
板野友美さんを抑えて1位になったりして
「AKBのお洒落番長」としてその名を轟かせていました。

篠田さんはもともとすごく洋服が好きで、
10年前からデザインをして遊んでいて、
いつか洋服をプロデュースするのが夢だったそうです。

「ricori」のブランド名の由来は
麻理子のりこ「rico」と
スペイン語で「可愛い」
を意味する言葉「rico」を掛けたもの。

「ricorico」から「rico」「ricori」となったわけですね。

そのricoriブランドを「リゴレ」という
株式会社が扱う形で篠田さんと提携したわけです。

 

こちらスタート時に撮影された動画です。

ともかく、夢は一応この時点で叶ったわけなのですが・・・・

当初は、売れ行きも好調だったようです。

2013年2月に「ルミネエスト新宿」に1号店を出店
続いて3月8日には大阪「心斎橋OPA」に2号店
同月15日に同じく大阪「HEP FIVE」に3号店
8月31日には博多阪急にも4号店を出店

しました。

 

Sponsored Link

 

ricoriの閉店

しかしながら、10月頃に
大阪「心斎橋OPA」店が閉鎖し、
経営状況を懸念する声が挙がり始めたのです。

「大阪なら2店舗あっても多過ぎやしない」

「思ったより売れ行きが芳しくないんじゃないか」

「もしかしたらちょっと危ないのではないか」

という噂がされていました。

それでもそこから一周年となる
2014年2月28日には5号店を「渋谷マルイジャム」
に出店したことで決してグラついているわけではない、
という印象を多少与えました。

篠田麻里子ricori

 

しかしながら、それからわずか約5ヶ月後。

なんと、全店閉店。

これに対して、ネットでは次のような声が上がっていました。

 

 

 

ricori失敗の原因

では、ricoriはなぜ失敗してしまったのか。

その原因として考えられる要素はいくつかあります。

 

値段高過ぎ?

値段については、高過ぎだったという声が多いです。

ワンポイントのTシャツが6000円以上したり、
靴下が2000円くらいしたり、等。

 

でもファッションブランドであれば、
そういったシンプルな商品でも
このくらいの価格はしますからね。

よく「ファッションセンターしまむら」
や「ユニクロ」と比較されますが、
コンセプトが違うので一概に
比べることはできないと思います。

よって必ずしも
価格設定がバグっていた
とは言えないのです。

そもそも価格競争で戦ったら
大手には絶対に勝てないわけですから、
ここはブランド価値を前面に
出していかなければいけないですよね。

ただしそのためには、
「可愛い」とか「カッコいい」
とか、魅力を感じてもらえるような
デザインでなければなりません。

 

Sponsored Link

 

リコリのデザインはださい?

つまり、デザイン自体がださいと思われたら
致命的なのですが、噂としては、ありました。

まあそうやって噂を立ててる人物にそもそも
ファッションセンスがあるのかと言えば、
それも限りなく疑わしいのですが。

 

そもそもこのださいの感覚は、
そのプロデュースする人物自体から
きてる部分もあります。

あるいは、人気があるように
見せることが出来ているか、とか。

そのブランドに人気があると知れば、
それがたとえ自分自身は
微妙と感じてもカッコいいとか
可愛いんだと思い込もうとする部分はあります。

何故なら、ファッションは人から
カッコいい・可愛いと思われてナンボだからです(笑)

正直なところファッションなんて、
カッコ良さや可愛さに明確な答えがあるわけではありません。

かなり抽象的であり、だからこそ
そうやってターゲット層の心理に対して
どう良いイメージを与えていくか
が非常に重要になってくるでしょう。

その部分が抑えられれば極端な話、
たとえワンポイントTシャツだろうと
5万円でも売れると思います。

その点、篠田さん自身に人気があって
「AKBのファッションリーダー」
と言われていたので、その彼女が
デザインする洋服だから可愛いに違いない
と思って購入する人は間違いなく多いと思います。

篠田麻里子iina

つまり、麻里子ブランド

この時点でかなりのアドバンテージがあるわけですね。

ただあくまでアドバンテージでしかなく、
通常は時間が経てば経つほど
芸能人ブランドの効力は弱まっていくし、
それを上回るデメリットがあれば
すぐに人は退いていってしまいます。

 

経営戦略のミス?

まとめたら、結局の原因はこれになってきます。

ブランドイメージを植え付けるための
戦略であったりサービスであったり、
相応しい値段であったりといったところは
企業側がしっかり考えなければならないところです。

まあそもそもダサいと思われるデザインでは
成功するのは極めて難しくなってくるのは間違いありませんが。

 

ですから、デザイナー兼プロデューサー
として篠田さんと提携するかどうかも
経営戦略のうちの一つではあったわけですが
知名度のみで行けると思ったのか、
その辺りからすでに間違ってたのかも知れませんね。

 

篠田麻理子の反応

ところで篠田さん、
「ricori」が倒産するという事実を存知なかった
ようですね。

このような呟きをしていました。

 

 

うーん・・・・、ですよね。

知らされてなかったのは本当かも知れません。

ただ「こちらを本業として、本気でやる」
と開始当初は語っていたのに、
「手伝っていたのは昨年まで」としているのは
恐らく昨年の時点で「もう駄目だ」
見切りを付けてたからなのではないかと感じます。

つまり、近いうちそういう日が来ることを
予想していた、ということ。

そのようなグラグラした会社と関係を続けていたら
自分のイメージ自体が悪くなってしまうし、
増してや最後まで関わっていたのに
倒産してしまったなんていったら尚更ですからね。

 

しかしそういう世間にズルいと思われるような
対応をすることで逆にイメージが悪くなる、
というところまでは頭が回っていなかったのではないでしょうか・・・。