「ハリー・ポッター」シリーズの大悪役、ヴォルデモート卿を演じていた、英国が誇る俳優レイフ・ファインズ

「ハリー・ポッター」シリーズでは蛇のような顔の特殊メイクでしか出てきていないので、他の作品でレイフを見かけても分からないこともあるかもしれませんね。

今回は、ヴォルデモート卿ではない、レイフ・ファインズの素顔をご紹介いたします。

 

レイフ・ファインズってどんな人?

プロフィール

レイフファインズbolded

レイフ・ファインズは、1962年にイギリスのサーフォークに6人兄弟の長男として生まれました。

ファインズ家は、映画、演劇、音楽などに携わる人物が多いことでも有名で、レイフもそうした環境の中で育ったこともあって、自然と俳優を志していたそうです。

妹のソフィー・ファインズとマーサ・ファインズは、共に映画監督として活躍しています。

そして6人兄弟の末っ子は、「恋に落ちたシェイクスピア」で知られるジョゼフ・ファインズになります。(それ以外の2人の弟はそれぞれ音楽家として活躍しているそうです。)

 

レイフは、演技を英国王立演劇学校(通称RADA)で学び、その後はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属して、舞台俳優として活躍し、1992年に「嵐が丘」で映画デビューを飾りました。

翌年出演した「シンドラーのリスト」では、強烈な悪役を演じ、早くもアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、活躍を見せました。

 

レイフファインズbidanshi

 

「シンドラーのリスト」での悪役のイメージがあまりにも強烈だったのでしょうか、その後も悪役を主に演じることが多い俳優です。

 

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私生活とスキャンダル

レイフ・ファインズは、1993年に英国女優のアレックス・キングストンと結婚しました。

しかし、この結婚は長続きせず1997年に終わりを迎えます。

その後は、映画で共演した女優達と恋仲になったり別れたりを繰り返していました。

女性関係の話の中での一番のスキャンダルは、2007年の客室乗務員との話でしょう。ムンバイ行の飛行機のトイレの中で、客室乗務員と行為に及んだというニュースは、日本でも紹介されました。

当のレイフは、これに対して否定もしなければ肯定もせず。

きっと相手の客室乗務員の人に沢山支払ったのでしょうね。その後あっという間にこの話は話題にも上らなくなりました。

これがアメリカ人俳優だと結構な話題にもなるというか、あとあとまで尾を引くのですが・・・・。

英国紳士の場合はそういうことがないのでしょうか?笑

 

そんな、プレイボーイ気質を持ち合わせたファインズは、現在フリーとのこと。

フリーとはいえ、きっとお相手はいるのでしょうね。

だってこのマスクですもの、女性は放っておきませんよ!

 

レイフファインズwakaikoro

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今でも髪こそ薄くなっているとはいえダンディーなオジサンとしてかっこいいのですが、若い頃の彼はヴォルデモートの役からは全く想像できない超絶イケメンですよね。

特に、これだけ整った鼻をしているというのに驚きを隠せない人は多いのではないでしょうか。ヴォルデモートは鼻がありませんからね。

ヴォルデモートkyounose

特殊メイクをすると、こうまで変わるのです。

 

レイフファインズとアカデミー賞

レイフ・ファインズは、悪役が多いことでも知られていますが、悪役という役どころ以外で出演した「ナイロビの蜂」や「イングリッシュ・ペイシェント」などで見せる奥深い演技は、世界中から注目され、アカデミー賞にノミネートされたものもありました。

 

しかし、未だアカデミー賞獲得には至らず

これには疑問に思われる方も多いでしょう。

なぜなのでしょう?イギリス人だから?

真相は分かりません。

しかし、いずれレイフがアカデミー賞を獲得する日も来るでしょう!

(来てほしいですね!)

 

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主な出演作(映画)

・「嵐が丘」(1992年)

・「シンドラーのリスト」(1996年)

・「オスカーとルシンダ」(1997年)

・「太陽の雫」(1999年)

・「オネーギンの恋文」(1999年)

・「メイド・イン・マンハッタン」(2002年)

・「ナイロビの蜂」(2005年)

・「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2005年)

・「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007年)

・「ある侯爵夫人の生涯」(2008年)

・「愛を読む人」(2008年)

・「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009年)

・「ハリー・ポッターと死の秘宝PART 1」(2010年)

・「タイタンの戦い」(2010年)

・「ハリー・ポッターと死の秘宝PART 2」(2011年)

・「タイタンの逆襲」(2012年)

・「007 スカイフォール」(2012年)

・「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年)

・「007 スペクター」(2015年)

・「Holmes and Watson」(2018年)

 

レイフは、映画と舞台を中心に活躍しているため、ドラマへの出演はほとんどありません。

ヴォルデモートharipata

「ハリー・ポッター」シリーズでは、準主役級だったにも関わらず、その「ハリー・ポッター」シリーズの撮影とかぶって、何作もの話題作に出演していたというのは本当にすごいですね。

セリフぐちゃぐちゃにならないのかと、ついつい素人的な感想を持ってしまいます。

 

近年では、長年007のMを務めたジュディー・ディンチに代わって、新しいMとして007に出演していますね。

今後の、レイフ・ファインズ演じるMの活躍ぶりに期待しましょう!

 

最後に

やはりレイフ・ファインズといえばあのハリポタの怪物なので、実は超正統派イケメンでプレイボーイだった・・・・というのは相当なインパクトがありますよね。

それだけ演技の幅が広いということです。

様々な種類の役を演じ分ける、芸達者なレイフ・ファインズ。

悪役しか見たことがないという方は、是非悪役以外のレイフ・ファインズも見てみてくださいね!