ドラゴンボール超にブロリーっぽいキャラが登場することが確定していますが、最近になってついにその変身する人物も作中に姿を見せるようになりました。
ここでは、ブロリーっぽいキャラに変身する人物は一体どんなキャラなのか、そしてその製作者の意図とは?についてを中心にまとめてみました。
ブロリーというキャラのインパクト
ブロリーとは、旧作のドラゴンボールに登場した劇場版オリジナルキャラクターで、1000年に一人存在するという伝説のスーパーサイヤ人。
劇場版でこそありますがその強さは圧倒的で、当時の悟空やベジータ、悟飯が全く相手にならないほどでした。
確かに当時はまだセルゲームの直前くらいの時期なので、今考えたらもしかしたらそれほど強くはないかも知れませんが、相対的な強さとしてのインパクトは抜群だったのです。
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ドラゴンボール超の女ブロリー
そんなブロリーを、ドラゴンボール超で登場させればすごく面白いのではないかと考えたのでしょう。
実際の強さはともかくとして、そのインパクトからテンションが上がる人は非常に多いだろうと思います。
しかも、そのブロリー化する人物が大人しめの女性であるというのもポイントです。
ブロリーのように筋肉ムキムキで、見るからに最強っぽい風貌に、もともと華奢で弱弱しい女性が変身するというのは、設定としてさらに意外性があって、面白いものになるのではないかと考えたわけですね。
カリフラでなくケール
初めは女サイヤ人として非常に優れた才能を持つというカリフラが女ブロリーなのでは、という噂もありました。
※カリフラ
しかしながら、見た目がオープニングに出てくる変身前の姿と少し違っていたので、そうではないんじゃないかと思う部分もあったのですが、その次の週に明らかに見た目の同じキャラ(ケール)が画面に姿を見せ、そこでほぼ確定した感じです。
※ケール
カリフラ札付きの悪として鳴らしているようですが、一方でケールは気弱でウジウジした性格です。
しかしながらなぜそんなケールがカリフラの舎弟をやっているかと言えば、ケールの潜在能力が凄まじいからでしょう。
まだカリフラがそのことを知っているかどうかは明らかにされていませんが、ケールを強引に大会へ参加させているシーンのやり取りを見ても、そのように伺えますね。
このときケールは声を震わせながら
「私なんか駄目だよ」
と言っていますが(笑)
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ケールはランチの補填?
ここで一つ、独自の視点による考察を入れたいと思います。
私は、ケールの登場はランチさんを意識したところもあると考えています。
ランチというのはドラゴンボールの初期の方で頻繁に登場した、メイン仲間の一人のような存在だったのですが、いつしか全く登場しなくなり、ドラゴンボール超でも全く姿を見せませんし話題にも上りません。
ドラゴンボール超では過去の仲間はほとんど大なり小なりのスポットライトが当てられているのに、なぜランチさんには全く触れられないのか。
それはこのランチというキャラには、他のキャラにはない問題があるからです。
それは
二重人格
という特徴です。
当時から二重人格という設定については、銃を乱射するという描写も相まって「人権侵害」という捉え方をされることもあったそうですが、当然今はより規制の厳しい時代になっているので、登場させるにはより大きなリスクが伴うのです。
しかも日曜の9時というお子さん達が多く視聴する時間帯なわけですから、一つ間違えると大量のクレームが来兼ねない、というわけですね。
そのため、ランチさんは天津飯に対して好意があったという設定から、代わりにユーリンという、ランチさん同様に男言葉を使用する荒々しい女性キャラを登場させたのではないか、と推測できます。
ですが、ユーリンではまだ二重人格キャラの補填をすることができません。
そこで、ケールの登場です。
ですがケールの変身による変貌は、同じように二重人格と解釈されるのではないかと思われるかも知れませんが、恐らくそんなことはないでしょう。
何故なら、ケールの場合は「変身することで自我を失ってしまう」という設定だからです。
これはサイヤ人が大猿化するときと同じ現象なので、二重人格とは言わないですよね。
ですが、キャラ的にはランチさんのようにとんでもなく豹変するタイプであり、これでランチさんの補填は完了したことになります。
ですから、恐らく今後もランチさんが登場することはないだろうと思いますね(笑)