ドラクエ11のステータスの中で、魅力器用さ素早さについてはその効果がよくわからなくて重視していない方もいるのではないでしょうか。

もちろんこの三つのステータスは、決してただの飾りではありません。

ここでは、それぞれのステータス指標がどんな意味と効果があるのか、について取り上げていきたいと思います。

 

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みりょく(魅力)ステータスの意味と効果

まず魅力が高いと、

相手モンスターによっては見とれて1ターンを消耗する

ことがあります。

これは一つの大きな魅力の持つ意味になりますね。

ですが、魅力が高くても見とれてくれるケースはあまり多くありませんし、相手によっては全く効果がなかったりします。

特にボスにはほとんど効きません。

はっきり言ってドラクエ11の場合、ボス戦は体力全開で戦うことがほぼ前提になっているので雑魚に全力で戦えるため、雑魚敵に苦戦することはあまりありません。

そうなると、見とれる効果も大して役に立つことはないのです。

 

しかしながら、キャラやスキルによっては確実に意味を持ってきます。

その対象キャラというのが、マルティナとシルビアです。

二人のスキルであるお色気スキルと乙女スキルの威力や回復力というのは、攻撃魔力や回復魔力ではなく魅力の数値に依存しているのです。

つまり、

数値が大きければ大きいほど威力や回復力が上がる

ということです。

もっとも、マルティナの場合はよほど数字を高めない限りは、物理攻撃の方が強力なので、必ずしもお色気スキルを伸ばしていく必要はありませんが。お色気スキルに専念すると、ボス戦では使い辛いキャラに仕上がりがちです。

ですから、早い段階で中途半端にスキルポイントを割り振ることはあまりお勧めしませんね。どちらかと言うとマルティナにセクシーキャラ路線で行かせたいというネタ走りの人向けです。

一方でシルビアですが、シルビアの場合は物理攻撃もそれほど強力ではなくどちらかと言えば補助役なので、魅力を高めてハッスルダンスの回復量を増やすのは賢明だと言えます。

ベホマラーと比較すると回復量が少し小さいですが消費MPはかなり少ないので、もし魅力を上げてベホマラーに近い回復力になればそれは終盤でも重宝するスキルになりますからね。

シルビアには魅力UPパネルがたくさんあるので、どんどん開いていったら良いと思います。

 

ただそれでも結局のところ、魅力は一つ間違うとただの飾りステータスになり兼ねないのは事実です。

もしかしたらそれ以外でも意味や効果があるのかも知れませんが、少なくとも目立つところではないので、装備品を装備する際にも基本的には無視して良いのではないかと思います。

 

きようさ(起用さ)ステータスの意味と効果

一方で器用さの方は、どのキャラにとっても決して軽視することのできないステータスになります。

意味・効果をまとめると、以下の通り。

  • 会心の一撃が出易くなる
  • 呪文の暴走がしやすくなる
  • 状態異常を与えるスキルの成功率を高める
  • 先制攻撃できる確率があがる
  • 盗むが成功する確率があがる

ルカニやヘナトス、マヌーサ、ヴァイパーファング等はボスにでも効く状態異常付加スキルなので、起用さが高いとかなり有効活用できますね。

また、スキルは基本的に会心の一撃のない技も多いですが、そうでないのもあります。

たとえば二回斬り付けるハヤブサ斬りなどは、一回につき会心の一撃が出る可能性があります。

ですからカミュの場合は分身⇒会心必中を使うよりも、分身⇒ハヤブサ斬りの方がダメージが大きくなる可能性もあるのです。

 

ちなみにハヤブサ斬りはルカニやバイキルトが掛かった状態であれば、会心が出なくても普通に会心必中よりもダメージは大きくなります。ですから、消費MPが多い会心必中はボス戦では必ずしもベストの攻撃手段ではないということですね。

もっとも会心必中自体はメタル狩りに最適の技なので、早い段階で覚えておいて全く損はありませんが。

 

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すばやさ(素早さ)ステータスの意味や効果

魅力と器用さに加えて、素早さも地味によくわからないステータスになります。

攻撃する順番の早さ

というのは一番に思い付くところですが、それ以外にも

  • 先制攻撃できる確率
  • 物理攻撃の回避率

に対しての影響があります。

ドラクエはターン制なので、必ずしもより早く行動するのが良いとは限りません。先行にしろ後攻にしろ、確定した方が戦略的に行動できるため、圧倒的に動き易いです。

むしろ誰かを復活させる場合等、敵の攻撃が終わってからの方が良い場合もあります。一番いけないのは、中途半端な素早さで行動順が都度バラバラになることです。

もっとも、PS4版だと順番が回ってきたときに行動を決められるので、中途半端でもそれほど問題ではありませんが、それでも後攻確定のメリットの方が大きいので、わざわざ素早さをあげるアクセサリーを付ける必要はないでしょう。

グレイグやロウあたりですね。

ですから、ほしふる腕輪はシルビアあたりに装備させておいたら良いのではないでしょうか。

 

その他のステータス

それ以外については、かなりわかり易いところだと思います。

  • 力は物理攻撃で与えるダメージ
  • 身の守りは物理攻撃で受けるダメージ
  • 攻撃魔力は攻撃魔法で与えるダメージ
  • 回復魔力は回復魔法で回復するHP

となりますね。

基本的には問題なくわかると思いますが、前述のようにシルビアのハッスルダンスを回復魔力の数値依存ではなく魅力の数値依存なので、そこはしっかり頭に入れておいてください。