スマートフォン1台で電話もメールもインターネットの閲覧もできますが、ガラケー、あるいはガラホとタブレットの2台持ちの方が便利な場合もあります。
スマホ1台でほとんどのことができてしまうにも拘わらず、2台持ちが便利に感じる理由は何なのでしょうか。
ここではスマホ1台持ちと、ガラケーやガラホとタブレットの2台持ちを比較し、メリットとデメリットをご紹介していきます。
概要
ガラホとは
まずガラホについてあまりご存知ない方に、ガラホとは何かを簡単に説明したいと思います。
ガラホとはガラケーにスマホのOSを備えた携帯のことで、その名の通りガラケーとスマホの中間のような存在になります。
見た目や使用感等はほとんどガラケーと同じなのですが、LINEやSNSであったり、一部のアプリが使えたりします。
ですから単純にガラケーが進化した機種だと考えると良いでしょう。
スマホになってから形状であったりボタンの打ち難さ、あるいは電池の消耗の激しさ等で使い勝手の悪さを感じていた人も多かったので、ガラホの登場はその世間のニーズに応えた形ですね。
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ガラケー(ガラホ)とタブレットの2台持ちのメリット
ガラケーやガラホは電話や短いメール連絡等で使用でき、タブレットはインターネット閲覧やアプリ、文字入力などパソコン代わりに使用できます。
また、ガラケー等で電話をしながら、タブレットでネットで調べ物をしたり資料を見たり、様々なことができます。
ガラケー等のメリット
ガラケーやガラホは、スマホと比較した際に以下のような長所があります。
本体代と電話代が安い
電話がし易い
通信費が安い
電池の減りが遅い
使い方がわかり易い
上でも触れましたが、スマホは電話として使用する場合、ガラケー等と比較すると使い勝手が悪くコスパもよくありません。
スマホだと通信料も高かったり電池の減りが早かったりするのは、インターネット上の様々な電波を拾ったり、アプリの更新等を勝手にしてしまうからです。
確かにスマホはインターネットが使用できるなど新時代の電話機ではありますが、逆にデメリットとなる要素もいくつかあるのです。
であれば、たとえ電話の方でインターネットがほぼ使えなくとも、タブレットの方で使用できれば良いじゃないか、ということですね。
また、特に年配の方にありがちですが、今までガラケーを使っていた方がいきなりスマホに変えると、使い方や電話の取り方や掛け方がわからずかなり戸惑ってしまうことがあります。しかしガラケーやガラホであれば、今まで通り電話をとることができ通話も安心して使用することができます。
ちなみに、ガラホはガラケーの進化版とはいえ、電池の減りや使用料金などはガラケーには及びません。
ですがラインが使える等の有利な特徴もあるので、必ずしも二台持ちの場合ではガラケーの方が便利であるとは言えず、やはりこれからはガラケーではなくガラホがメインになってくるのではないかと思います(というか、それ以前にガラケー自体がなくなっていくという話もありますが)。
タブレットのメリット
タブレットのスマホと比較した場合のメリットは、やはり画面が大きくて見易いことです。
特に仕事上では、とても使い易い端末になります。
仕事で調べ物をしたりメールの添付ファイルを確認したりするのに、スマホだと画面が小さくて添付ファイルの全体が見えない場合や、顧客へのプレゼンや資料を提示するときにスマホだと相手に見せづらいのに対して、タブレットは対面のプレゼンをするときにも画面が大きくパンフレットを提示しているのと変わりません。
パンフレットや資料をたくさん持ち歩くには荷物が重くなるし、全て持ち歩くのは不可能でしょう。しかしながらもし必要なパンフレットや資料を持っていなければチャンスを逃してしまいますから、そこはジレンマになります。その点タブレットであれば、必要なファイルをクラウドやSDカードなどに保存しておけば、資料等がなくてチャンスを逃すなんてこともありません。
しかも何回でも同じものを提示でき、変更もすぐにできてしまうので扱いも大変便利でコストもより小さく済みます。
また、スマホでは使用できないExcel・Wordなどのソフトも使用することができます。
ガラケー(ガラホ)とタブレット2台持ちのデメリットとは?
二台持ちは面倒
ガラホとタブレットの2台持ちのデメリットとしてまず挙げられるのが、2台持ち歩かなければいけないという面倒さです。またスマートフォン1台と違い、端末2台分を充電する必要があります。
スマホに比べるとでかい
やはりタブレットもパソコンよりは小型とは言えスマホと比較したら大きいですから、重いですし、場所も取りますし出し入れが面倒だったりします。そうなると、電車に乗っているとき等ちょっとした合間に使用したいと思うと、やはりスマホの方が使い易いのは間違いありません。
契約年数が長い
スマホやガラケー、ガラホが2年契約に対してタブレットは3年契約になる場合もあるので、他社への乗り換えや解約をする際には契約期間がずれてしまっているために解約料を支払わなければならない場合があります。
サービスやアプリの対応性が低い
また、タブレットはスマホと違い頻繁に新端末の販売があるわけではないので、スマートフォンに比べ新しいサービスに対応できていない場合もあります。
アプリでもスマホ対応の方が圧倒的に多く、タブレット向けのアプリはまだまだ数が少ないのが現状です。
使用料はデメリットではない
電話代や通信費等の使用料に関しては、スマホ一台の方が安くなるようなイメージを抱いている方も多いと思いますが、実はそうとは言い切れません。
ガラケーの場合、一番安いプランであればトータルで月1000~1500円程度(ガラホは少し高くなります)。
タブレットの方は、格安SIMであれば3GBで月1000円前後になります。
合わせて
2000~2500円
になりますね。
一方スマホだと、一番安いプランで同じく3GBだと2000円~2500円程度。
つまり、価格的にはほとんど同じと考えて良いのです。
ただしタブレットの方がデータ通信の量が大きいのでコスパは少し劣りますが、デメリットと言えるほどではないと思います。
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2台持ちがお勧めな人とお勧めでない人
お勧めな人
ガラホとタブレット2台持ちがオススメなのは仕事で使用する人で、特にタブレットをパソコンの代わりとして使用したい人。
仕事柄、文字入力やExcel・Wordなどのソフトが必要な人は、パソコンも持ち歩かなければならないと考えている人もいるかも知れませんが、前述の通り今はタブレットでも使えるようになっています。
ですから、重たいパソコンや電源ケーブルなどの付属品を持ち歩くくらいなら、タブレットを持参した方が楽です。
そして電話の機能はスマホよりもガラケーやガラホの方が使い易いとなれば、スマホ一台持ちよりもがメリットが大きいということになりますね。
また、行く行くはスマホを使いたいと考えているガラケー使用者であればいきなりデビューをするよりも、ガラホやタブレットを介した方がスムーズに移行できるのではないかと思います。
あまりお勧めでない人
2台持ちがオススメでないのは、SNSやインターネットの閲覧がメインの方です。
それだけであればスマートフォンで大体行えるために、わざわざガラホとタブレットの2台持ちをする必要がありません。
しかしそれでも、家で雑誌や本をよく読む人や映画や動画を見たりする人であれば、家にタブレット1台があったらとても便利ですけどね。
最後に
スマートフォンの時代だしタブレットなんかいらないということではなく、スマホよりもガラケーやガラホとタブレットの二台持ちの方のメリットが上回ったと感じた場合は、そちらに切り替えた方が賢明です。
スマホが普及してパソコン離れが起こっていますが、タブレットはスマホのメリットとパソコンのメリットの両方を持っているので、スマホ1台で利用している方でもタブレットと2台持ちすることのメリットは十分にあります。
一度今のスマホやパソコンの使い方を思い返し、タブレットとの2台持ちを検討してみてください。