翡翠は、古代から魔除け石として、そして幸運を引き寄せる石として珍重され、また装飾品としても広く使用されてきた歴史ある石です。
それは現代においても同じで、パワーストーンとしてもアクセサリーとしても人気が高いですね。
しかし、最近の翡翠の人気に伴って、それを逆手に取って微妙な質の翡翠を高値で売ったりする輩が増えて来ているという話も小耳に挟みます。
同じ翡翠を買うのならば、様々な意味で良質なものの方が良いでしょう。
ここでは、翡翠と相性の良いパワーストーンと合わせて、どんな翡翠が良質なのか、その基準をテーマとしていきます。
※ちなみに翡翠の基本的な特徴についてはこちらをご参照ください。
概要
翡翠と相性の良いパワーストーン
翡翠とピンクトパーズの組み合わせ―恋愛運
悪意のある異性との縁を切り、良縁を呼び込む効果があると言われています。
翡翠とターコイズの組み合わせ―仕事運
誓願成就を叶えるパワフルな組み合わせだと言われています。
翡翠とカーネリアンの組み合わせ―金運
ギャンブルの場で効果を発揮してくれます。頭が冴え、ツキがもたらされます。
翡翠とオブシディアンの組み合わせ―健康運
代謝を促進し、細胞を再生させる力があると言われています。
その効果は医療や美容の専門分野において研究されているほど強力なものだと言われています。
翡翠とスギライトの組み合わせ―霊性
は共に霊性が高い、崇高な組み合わせになります。インスピレーションがもたらされ、直観力にも磨きがかかります。それと同時に人格も育てられると言われています。
以上が運気別の代表的な組み合わせになります。
パワーストーンブレスレットを作るときの参考にしてみてくださいね!
Sponsored Link
翡翠の品質を知ろう!
翡翠を購入するならば、やはりできるだけ本物のパワーを秘めた、高品質のものが良いですよね。
翡翠の品質基準と見分け方についてまとめていきます。
高品質な翡翠
最高級といわれる翡翠は、
透明度が非常に高く、きめの細かいもの
になります。
緑翡翠で言えば、緑色の鮮やかさと透明度の高さが高品質の基準になります。
高品質翡翠の相場としては、
7mm玉の一連翡翠で出来たブレスレットで10万~20万円
とされています。
また、紫色の翡翠は大変珍しいということからお値段も高くなっていて、相場は透明度の高いものだと、7mm玉の一連翡翠で出来たブレスレットで25万円ぐらいとなっています。
低品質な翡翠
あまり品質の高くない翡翠とは、高品質のものとは反対に透明度が低く、きめが細かくないものを言います。
また、インクルージョン(内包物)があったり、クラック(ひび)が入っていたりするのも低品質になります。
緑翡翠の中でも低品質とされるのは、青緑色をした翡翠になります。この翡翠は大抵濁った色味をしているので、透明度が低い分低品質の部類に分けられていると考えられます。
その他の色味のものでも、基本的に透明度のないものが低品質な翡翠に分類されます。
こうした質の低い翡翠は、7mm玉の一連翡翠で出来たブレスレットで1000円ぐらいから購入できるものもあります。
超高級品と比べるとその価格の差に驚きますね。
翡翠はもともと高級品であるというイメージが強い石なので、あまりにも安い翡翠に出会うと「偽物?」と疑ってしまうかもしれませんが、実際のところ、不透明な翡翠やミャンマー産の翡翠などにはとても安い値段が付けられていることが多々あるのです。
ですから、安いと大概は質の悪い翡翠になるのですが、必ずしもそうとは限らないわけですね。
Sponsored Link
翡翠の本物と偽物の見分け方
逆に、中には高くても偽物の翡翠の場合があります。
ブランド価値のある商品に偽物は付き物ですが、翡翠にも一見しただけでは見分けられないレベルの、精巧な偽物が存在します。
偽物は見た目は高品質と似ていてもその価値とパワーストーンとしての効果が全く違いますから、そこは必ず見極めたいところです。
初心者でも可能な方法
さて、初心者でもできる翡翠の本物と偽物の見分け方についてですが、まずは本物の特徴を抑えることが大切です。
一つの特徴として挙げられるのは、翡翠に光を当て、その光の当たっている部分を良く見た際に確認できる表面のさざ波模様です。
これは翡翠の繊維質構造に由来するもので、研磨してもこのさざ波模様が消えることはないのです。
こうした模様を人工的に作り出すことはまず不可能なので、是非このポイントを確認してみて下さいね。
確認する際には、虫眼鏡を使うことをお勧めします。
また、温度によっても本物の翡翠か否かを判断できます。
というのも、翡翠は熱伝導率が非常に高いため、他の石に比べて持った時に冷たく感じます。
水晶との比較では、翡翠の方が明らかに冷たいので、この方法を用いると、インド翡翠の名で売られていることが多い「アベンチュリンクォーツ」という偽物と、本物の翡翠との見分けが簡単に出来ます。
特に素肌に直接着けるブレスレットだと瞬時に判断が出来ます。
やはりプロに見てもらうのが確実
ただし、やはりここでご紹介したような素人でもできる簡単な方法では、一部の翡翠の偽物にしか通用しません。偽物を売るのも商売なわけですから、作る方も必死にわからないようにしているわけですからね(なんと不健全な努力なのかと驚きますが・・・笑)。
購入する場所が有名店等の信頼できそうなところであれば別ですが、そうでなければ
「これは怪しいけれど自信はない。」
なんてことも出てくると思います。
そんな時には、自分一人で解決しようと無理をするのではなく、石のプロにお任せするのが一番です。
プロの鑑定士が鑑定した鑑定書付きの翡翠なら、安心して本物の翡翠として購入できます。
ですから、確実に「本物が欲しい!」という方は、鑑定書付きの翡翠を購入することをお勧めします。
ちなみに、値段も重要な判断材料になります。
見た目は本物っぽいのに、上で挙げた相場と比べてなぜかかなり安かった場合、真っ先に偽物を疑うことは大切です。そういう意味では、やはりたとえ安くても怪しげなお店で買わず、高く付くにしても世間的にしっかり認知されているようなお店で購入するのが最善の選択なのかも知れませんね。