プレイステーション4のスリム版
2016年9月15日に発売されましたが、
これは今からプレステ4を
購入したいと思っている方には
大変お勧めな品種となっています。

ここでは従来版プロ版との違いと共に、
それぞれの特徴について語っていきたいと思います。

 

プロローグ―プレステ4の時代到来

プレステ4は発売してからしばしの間、
知名度の割には
思ったよりも話題にならず、
その最大の特徴である
ハードの高スペックさを
活かしきれていないなあという印象がありました。

しかしながらじわりじわりと
存在感を示し始め、
これまでのゲーム業界を
引っ張ってきたような
カリスマ的なゲームシリーズの本編が
続々と発売されるようになってきています。

ペルソナ

モンスターハンター

パワプロ

FF

ドラクエ

等。

この時点ですごく魅力がありますよね。

これらのようなビッグネームが
販売されるようになったので、
プレステ4自体の人気や注目度も
一気に高まってきたのです。

そこにきて、プレステ4スリムの登場です。

 

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プレステ4スリムの特徴

プレステ4のスリム版は従来版と
どのような違いがあるのでしょうか。

一つ一つ取り上げていきたいと思います。

 

値段が安いのに基本スペックは同等

確かに非常にスペックが高く
映像の素晴らしいハードではありますが、
その一方で値段が高過ぎるという欠点があります。

スリム版では、まずその点が改善されています。

従来版:3万9980円(税抜)

スリム版:2万9980円(税抜)

と、何と1万円もの開きがあります。

そうなるとスリム版の方が
性能等が劣るのではないか、
という懸念がされることと思いますが
そこはご安心ください。

決してそんなことはありません。

どちらについても

HDD :(ハードディスクドライブ)500GB

CPU :x86-64 AMD “Jaguar” 8cores

GPU  :1.84 TFLOPS AMD Radeon based graphics engine

メモリ:GDDR5 8GB

 

と、主要スペックは基本的に同じになっています。

 

重量が軽い

さらに、「スリム」
と自ら名乗ってるくらいなので、
実際にスレンダーボディーでもあります。

それだけではなく
全体的に少し小さ目で、

幅×奥行き×高さ、重量

はそれぞれ

従来版 :約275mm×305mm×53mm、2.5kg

スリム版   :約265mm×288mm×39mm、2.1kg

となっています。

サイズの割には重量が
若干大きいことからも、
容量が効率的に詰め込まれた
筋肉質なボディーであることがわかりますね。

 

消費電力が低い

さらに消費電力の違いもあります。

従来版 :230kw

スリム版   :165kw

となっていて、スリム版は
性能が同じなのにより少ない電力で
動かすことができるのです。

 

スリム版の上位版もあり

スリム版にはさらに
上位版もあって、それは

HDD容量が

500GB

ではなく、

1TB(1000GB)

となっています。

HDDとは、簡単に言えば
データの保存スペースのことです。

そこそこ遊ぶ人になると、
500GBでは不足してしまいがちなので、
これが倍になればかなり余裕が違ってくるでしょう。

 

ですから十分価値があると言えるのですが、

上位版は34,980円

値段は5,000円上がります

もし迷われるのであれば、
後からでも専用HDDを別に
購入することはできるので
無理に買う必要はないと思いますね。

 

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プレステ4プロ版とは

プレステ4にはもう一つ
プロ版というモデルがあります。

これはスリム版から少し遅れて、
2016年11月10に発売されることとなった
ハイエンドモデルです。

「プロ」と自ら名乗ってるくらいですから、
実際にプロっぽい存在となります。

簡単に言えば、

価格が高くて高性能

なのです。

ただ高性能と言っても、
違いは主に三点になります。

 

プロ版の主な特徴三点

一点目は、

HDD容量が
スリムの上位版と同じ1TB

であること。

 

二点目は、プレステ4のGPUは全て

AMD RADEONカスタム

で共通ですが、そのスペックが

従来版やスリム版では

1.84テラフロップス

であるのに対して、

プロ版では

4.20テラフロップス

となっていること。

 

三点目最大映像出力
従来版やスリム版で

Full HD(1,920×1,080ピクセル)

であるのに対し、

プロ版が

4K(3,840×2,160ピクセル)

であること。

 

二点目と三点目は
少しわかり辛いかも知れませんが、
要するに画像処理能力のことです。

それで値段はいくらかというと、

44,980円 (税抜)

になります。

 

つまり単純に考えると、
スリム上位版と比べて
一段階上の画質の分で
10,000円高価になっているわけです。

これをどう取るかは、
個人に依るところだとは思いますが。

ただし、プロ版の高画質を活かすには、
4K対応のディスプレイが必要となります。

それがなければ、
ただのスリム上位版と
大した違いがなくなるので、
もしプロ版を買うなら必須になります。

また、別にプレステ4プロでないと
できないゲームがあるとか、
そういうこともありません。

ですからもしそのようなディスプレイを
現在所持していないなら、
お金に余裕のある人や
余程の拘りがある人、
あるいはデザイン的な魅力を
感じている人でなければ、
普通にスリム版を購入するのが
良いのはないかと思います。

 

ちなみにサイズについては

幅×奥行き×高さ 重量

295mm×327mm×55mm 3.3kg

になりますから、
従来版より少し大きいくらいです。

 

従来版の中古は値段的にも無意味

そういうわけで、プレステ4プロについては
商品のコンセプトが違うので別ですが、
プレステ4スリム版については
その価値は単なる廉価版ではないことが
お分かり頂けたと思います。

 

PS4の従来版の中古を買うくらいなら、
間違いなくスリム版の新品を買うべきだと思います。

現状だと、従来版の中古の市場価格は
大体25,000~30,000円程度
となっているので、新品スリムと大して変わりません。

それならリスクのある中古を買うより、
より高性能で確実な新品のスリム版を
購入した方が絶対良いでしょう。

そもそも電子機器を中古で買うこと自体
リスクがありますし個人的には
全くお勧めしないのですが、
増してやこんなにリーズナブルかつ
機能的な廉価版が発売されているわけですからね。

また、従来版はもう製造終了になるために
恐らくこれからもあまり
価格は下がらないでしょうから、
従来版の中古の値段がもっと下がってから
購入する、という考えもあまり意味がないと思います。

ですからとっとと
新品でスリム版を購入するか、
もしくは拘りがあれば
プロ版を購入するのがベストだと思います。

 

ともかくプレステ4がこれから
ますます熱くなることは確実なので、
持っていない人は購入しなければ
事実上人生損をすることになるでしょう(笑)