FEエコーズにおいて、主人公のアルムに明白な恋心を抱いている女性キャラクターのエフィ

FEエコーズエフィヤンデレ

にも拘わらずアルムの全く眼中に入っていないため、「あまりにも不憫ではないか」感じている人も非常に多いようです。

そんな「ヤンデレ」「負けヒロイン」とも言われるエフィですが、戦闘となるとなかなかの成長率を見せ、活躍もしてくれます。

ここでは、エフィというキャラクターについての特徴と、お勧めクラスについて取り上げていきたいと思います。

 

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エフィの頭の中はアルムだけ

エフィのキャラクターを一言で言えば、

「アルムが好き過ぎて、常に頭の中がアルムのことで一杯になっているキャラ」

です。

これは作中を通して、一貫してそういう描写になっています。

実際、決して大げさではなく、物語の開始時からラストまで、全ての発言にアルムの存在に対する意識があります。

 

始まりはアルム

まずエフィの初登場は、幼少期のエフィが

「アルムー!!」

と、アルムの名を呼ぶシーンになります。

それに対してグレイが

なんだよエフィ。

またアルムを追っかけてんのか。

とコメント。

ここは、エフィが幼少時代からアルムが大好き(すでにストーカー)だったことが伺えるシーンです。

 

支援会話もアルム

支援会話でも、全てがアルムに絡んでいて

「調子が良くなかったけど、アルムの顔を見たら元気になった」

「アルムが喜ぶ(助かる)なら、頑張って敵を倒す」

「食べきれないパンをアルムが食べてくれた日の夜、嬉し過ぎて寝られなかった」

といった発言。

逆にアルムが関わらないことに対しては、興味も示しません。

実際、支援相手もアルムとシルクだけです。

そしてそのシルクとの会話の中でも、

折角仲良くなりたいと近付いてきたシルクに対して

女同士でおしゃべりするくらいならアルムのそばにいたい

として、興味の対象がアルム以外にほとんどないことを示しています。

 

拠点会話もアルム

拠点で話し掛けた際には、定期的に手紙を送っている両親から

「アルムのことばかり書かれている」

と指摘されたことに対し、

私の書きたいことなんて、アルムのことくらいしかない

と発言。

まさにヤンデレ真っ盛りって感じですね。

※ちなみにヤンデレとは、一言で言えば「病んでデレている」状態のことです。

 

最後の支援会話もアルム

最後の支援会話では、アルムに村に戻って一緒に暮らすという夢が叶うか尋ねたところ

「もう村に帰らない」

と言われ、エフィは

うん……そう言うと思ってたよ。

私も、アルムといっしょでほんとに楽しかった……

この旅が終わったらさよならだね、アルム。

でも、それまではずっとアルムを大好きでいさせて。

それくらいは、いいよね?

参考サイト:FEエコーズ支援会話集

とコメント。

ただこれについては、これまでのヤンデレストーカー発言とは違いますね。

エフィのアルムに対する思いの強さだけではなく、それが叶わないというあまりにも厳しい現実を正面から受け止めようとするエフィの芯の強さが感じ取られます。

ですからこのコメントで、エフィに対しての印象がガラッと変わった人は少なくないようです。

 

後日談もアルム

しかし、それでもやはりエフィのアルムへの想いは、とても理性でコントロールできるものではなかったようです。

こちらは後日談になります。

ラムの村に帰り昔どおりの生活に戻るが、アルムを忘れることはできなかった。

それでもいいという男に熱心に口説かれいっしょになるが、たまにふらりといなくなっては家族に心配されていたという。

 

まさに

アルムへの想いに始まり、アルムへの想いに終わる

というキャラクターですね。

 

エフィのアルムへの想いの強さと、それにアルムが全く応えない理由

ここまで来ると、むしろセリカよりもアルムへの想いは強いのではないかと思わせるほどです。

でありながら、負けヒロインというか、勝負にもなっていません。

 

しかも、幼少期にセリカは

「ほんの少しの間一緒に暮らしただけ」

なのに対し、エフィは

「ずっと一緒に暮らした」

わけですからね。

にも拘わらず、アルムがエフィを意識することは一切ないのです。

アルムの頭の中は、

解放軍のリーダーとして目的を果たすこと

セリカと再会すること

 

がほとんどを占められていて、エフィに対する意識は片隅にもないように伺えます。

こんな不憫なキャラ、漫画でもなかなかお目に掛かれないのではないでしょうか。

 

これではさすがにアルムの人間性も疑われてしまうので、少しくらいエフィの気持ちにグラつく描写があっても・・・と思われるかも知れません。

しかし、逆にこうすることでセリカとの絆はそれでも揺るがないという物語の一番重要な要素がさらに強まることになります。

事実、アルムがセリカを刺すシーンを除くと、エフィのアルムを呼ぶ掛け声から物語が始まります。

この辺からも、製作者がどれだけエフィのアルムへの想いを重要視していたかが伺えるのではないでしょうか。

しかしながら、それは見方を変えると、エフィは完全に物語の引き立て役として利用されたことを意味します。

それもあってか、あれだけストーカー紛いの言動を繰り返してきたエフィに対しての同情の声も後を絶たないのです。

 

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エフィのお勧めクラス

そんなエフィではありますが、戦場では意外と活躍してくれます。

恐らく、

アルムの助けになりたい

という気持ちが強さに繋がっているのでしょう。

ただし、成長傾向としてはアタックが伸びるのですが、それ以外は伸びが悪いので前線での戦いは不向きです。

ですからクラスチェンジはソシアルナイトやペガサスナイトではなく、後衛の魔導士かシスターにするべきでしょう。

 

ただ魔導士よりも、シスターにした方がエフィの存在がもっとも光ることになります。

まず一つ目の理由は、リブローの習得

離れた仲間を回復できるこの魔法は大変有益なのですが、アルム軍で最初からいるシスターのシルクはリブローを使えませんし、しばらくの間、他にリブローを使える仲間も出て来ません。

エフィをシスターにするとLv6でリブローを覚えるので、軍にとって非常に貴重な存在となります。

もう一つの理由は、エフィしか覚えない有効な魔法があることです。

まずエフィがシスターLv10で覚えるレスキューは、離れた仲間一人を自分の隣に引き寄せる魔法ですが、かなり役に立ちます。

たとえば、厄介な倒したい敵というのは得てして他の敵に守られているので、ダメージを与えにいくと次の相手のターンでやられてしまいます。

そこでレスキューを使うことで、ダメージを与えて一旦退く、というヒット&アウェイの戦法を取ることができるのです。

あと、味方一人を再行動可能にするアゲイン

これはエフィが聖女Lv14で覚える魔法なので、かなりレベルを上げないといけませんが、覚えたら無双キャラを二回行動させることができるので、周囲の敵を効率よく蹴散らせたりします。

 

ですからエフィをシスターにクラスチェンジすることで、序盤はリブロー、中盤以降はレスキュー、終盤以降はアゲイン、といった具合に常に存在価値を見せ付けることができるのです。

やはり製作者側もエフィに対する罪悪感があるからか、それとも思い入れがあるからかわかりませんが、少し優遇している印象ですね。

そんなエフィを、私はこれからも応援していきたいと思います。