現在、ブラックバイトが
社会的に問題になっていたりします。

ここでは、そのブラックバイトの
背景に存在するものと、問題を解決するために
まず第一に重要なことを取り上げたいと思います。

 

ブラックバイトの背景には無知がある

ブラックバイトの雇用主は
=ブラック会社の社長です。

ブラック会社の社長というのは
被雇用者のことを搾取の対象として見ています。

参考:ブラック企業の社長は独裁者?ジャニーズのメリーさんは老害か

 

ですから、利用できると思ったら
とことん利用してきます。

では、どういう人間が利用し易いか。

素直で疑わない

真面目で言われたことをしっかりやる

気が小さく自信がない

知識がない

大きくこの四つに当て嵌まる人は、
もれなくブラックバイト雇用主から
搾取の対象としてロックオンされます。

 

まず、ブラックバイトというのは、
疑われたら非常に具合が悪くなります。

なんせ他のアルバイトと比べて
明らかに酷使しているのにも関わらず
それに見合った給料が与えられていないんですからね。

明らかに労働基準法に則ってなかったり、
サービス残業が当たり前のようになっていても
無知であれば、そういうものなのか
と思って無条件に従ってしまうのです。

特に高校生や大学生であれば
一般的に人生経験も社会経験も
少ないですから狙われ易いです。

ただし、もし彼らがおかしさに気が付いたら
その瞬間にわざわざ続ける理由がなくなります。

ですからブラック雇用主は
何とかそれを阻止しようと
嘘の情報をばら撒いたりして
洗脳しようとしてくるのです。

 

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が、たとえ当人がそのバイトの
異常さに気が付いたとしても、
なお続ける場合があります。

それはブラック雇用主による二つの行動を
退けることができないことが原因です。

 

情に訴え掛ける

「お前がいなくなったら仕事が回らなくなるんだ」

と言われたら、
なかなか断るのが難しいかも知れませんよね。

これがもし本当に困っているのであればまだしも、
ただ自分を搾取の対象としてしか見てなくて
引き留めの手段として利用している場合があります。

しかしながら、その言葉を
全く疑わずに続けてしまう。

 

脅しを掛ける

仕事をやり遂げられなかったり、
あるいは途中で辞めることに対して
「損害賠償を請求する」
と脅しを掛けてくる雇用主もいます。

しかしながら実際は、
無断欠勤を繰り返したり
売上げを横領したりという
明らかな問題行為でなければ
損害賠償請求はできません。

それどころか、その脅しを
テープレコーダーに入れれば
逆に雇用主を訴えることすら
できる場合もあります。

 

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一番の現状解決策は知識と勇気

結局、ブラックバイトに
捕まってしまうのは
知識と勇気が足りないからです。

知識がないからこそ、
ブラック雇用主の脅しに対して
違和感を感じず、本当に
損害賠償を請求されると思ってしまいます。

勇気がないからこそ、
違和感を感じても
「辞める」
の一言が言えないし
情に訴え掛けられたり
脅しを掛けられたりすると
不本意ながらも言われた通りにしてしまうのです。

特にブラック雇用主というのは
高圧的な人が多いですからね。

 

ですから両方あれば、
ブラック雇用主によって
食い物にされるようなことはないでしょう。

知識があればそもそも募集の段階で見抜けますし、
たとえ見抜けなくても少し働いていれば
ブラックバイトに気付くことができるので、
そのときに変な情や脅しを掛けてきても
「ああ、搾取に来てるな」
ということがわかって冷静に判断できます。

その際に勇気があれば、
堂々と「辞めます」と言えますよね。

ちなみに搾取というのは依存も含まれます。

本人はそんなつもりでなくとも
バイト生に依存している場合がありますから、
その場合は堂々と辞めた方がお互いにとって良いだろうと思います。

 

ただ実際のところ、
高校生や大学生の多くは
知識と勇気の両方がありません。

だからこそ狙われるのです。

ですから、とりあえずできることとしては
少しでも知識と勇気を食い物にされない
水準にまで高めることです。

ここで知識と勇気のうち、どちらが
手っ取り早いかと言えば知識でしょう。

知識はインターネットで
ブラックバイトの特徴等や
労働基準法の基本的な
アルバイト雇用条件を
簡単に調べるくらいで十分です。

検索すればいくらでも出てきますからね。

高校生や大学生というのは、
社会に関してはあまりにも
無知な人達が多いのですから
それだけでもかなり違ってきます。

というわけで、現在アルバイトを探し中で
ブラックバイトを警戒している人は、
まずは知識を付けることをお勧めします。