元内閣総理大臣であり、現在は
副総理兼財務大臣兼金融担当大臣である
麻生太郎氏ですが、この方には度々おかしな発言をする癖があります。

森元首相といい、一国のリーダーが
そんなことで良いのかと思うのですが・・・(笑)

 

麻生氏の失言

麻生太郎氏が先日、軽減税率について失言しました。

軽減税率について

「面倒くさい」

まるで学生のようなコメントですね。

もちろん言うまでもなく、
「面倒くさい」の一言に行き着くまでの
プロセスは完全に別物ですが(笑)

今回のこの失言の裏にはこんな事情があったのではないかと言われています。

「17年の消費税増税に際し、軽減税率を導入するのは自民と公明が合意していたこと。それを今になって“面倒くさいからやめよう”と言い出した裏には財務官僚と経済界の思惑があるはずです。財務省は軽減税率の対象となる飲食料品について『酒類を除く飲食料品』や『生鮮食品』『精米』の3案まで絞り込みながら、決定できなかった。一方、企業は商品ごとに税率が違うと、税の専門職を新たに採用したり社内で育成しなければならない。麻生氏だけでなく、官僚も経済界も“面倒くさい”と感じているのです。一律10%に増税された場合、国民の暮らしが苦しくなる上に、消費意欲がガタンと下がるのは間違いない。給付金をちらつかせたところでモノは売れなくなりますよ」
引用元:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163605

つまり、関係者の多くが「面倒くさい」
「そもそも逆効果になるんじゃないか」
と感じていて、麻生氏自身も
「そうだよな、面倒くさいよな」
と思っていたために、それを公の場で口にしたのです。

ここで問題になるのは、
麻生氏の考えそのものではありません。

「面倒くさい」という言葉です。

麻生氏のような国にとって
非常に重要で影響力のある地位にある方が
まるでその辺の飲み屋でする愚痴ような
コメントをしてしまっていることが問題なのです。

これはもちろん麻生氏が
もともと天然であるとか、
KYであるという理由もあるとは思います。

悪気がないのはわかります。

しかし、言葉が雑なんです。

相手がその言葉をどう取る可能性があるのか、
どういう発言が問題として取り上げられるのか、
そういった感覚があまりおありにならないのだと思います。

しかしそれだけでなく、個人的には
麻生氏にしても森氏にしても
自分たちの置かれている立場に対しての
自覚が足らないのではないかとも感じます。

もし自覚があれば、何度か失言をすれば
どういう発言が問題視されるのか
ということももう少し察することが
できるようになってくるのではないか思うからです。

 

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逆に純粋な天然で可愛い

偉そうに厳しいことを言ってしまいましたが、
これは逆に良いところである、という捉え方もできます。

ある意味、裏表がなくて純粋である、
ということですからね。

そういう人は得てして
どこか抜けている一方で
癒し系で人気があったりします。

麻生太郎氏に対してもネット上で
「可愛い」という声があるのですが、
まさに持前の純粋な天然さが「可愛い」
に繋がっているのだろうと思いますね。

 

ちなみに、こちらは麻生氏のかなりイケメンな若かりし頃です。

麻生太郎氏は可愛いしイケメン

 

実は知性があって有能?

麻生太郎氏は決して悪い人ではないですし
すごく知性もある方だと思います。

昔はオリンピック競技であるクレー射撃で
日本代表として出場しているのも凄いのですが、
さらに隠れてとても達筆であったりもします。

引用:麻生太郎氏の達筆な文章

よく歴史ある書物等に出てくるような、
字のスペシャリストが書いたような文字です。

これは決して練習だけで書けるようになるレベルではないと思いますね。

私は、麻生氏は天才肌なのではないかと思っています。

天才というのは一般人と比較すると
良い意味でも悪い意味でもどこか感覚がずれています。

そのため一般社会では浮いてしまって
なかなか上手くやっていけないのですが、
何か向いていることをさせると素晴らしい成果を上げます。

ですからもし麻生氏が天才型なのだとしたら、
ズレたところは生まれ付きなので
完全に直すことはほぼ不可能なのかも知れません・・・。

 

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独断と偏見による結論

ただ総理大臣にその天才的な資質がどこまで
必要なのかと言ったら、それよりも
一般人の感覚を理解していることの方が大事だと思います。

ですから、はっきり言って麻生氏は
総理大臣には向いていなかったのではないか。

と、結局こういう結論になってしまいましたが(笑)

今回の失言も、もし総理としてのコメントであったら
さらに大きく問題として取り上げられていたでしょう。

実際、総理のときは少し間の抜けた発言も
「可愛い」なんていう受け止め方は
してもらえていませんでした(当然ですが笑)

それでも洞察力や先見の明は
凄くある人だと感じるので、
内閣総理大臣を補佐する
現在のポジションがちょうど良いのではないか。

というのが個人的な意見です。